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梅雨の色彩
日時: 2014/06/12 21:12:20
名前: OranGM 

【参加者一覧】
パル・メゾン@パタパタさん
http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=524

オート・メララ@オートさん
http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=446

エレアノール@ニカさん
http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=445

ウード@サイゾウさん
http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=448



シーン1【依頼を受ける】

場所:オランのとある冒険者の宿
天気:しとしとと雨が降っている
目的:薬草採取の依頼を受ける

・カウンターの中にいるマスターは忙しいようだ。
・掲示板には『下水道掃除』『港での荷おろしのアルバイト』『薬草の採集』『おらが村の嫁っ子に来てけろ』『実験台求む』『デッサンモデル募集(ヌード)』『ドラゴンの牙が欲しい』などの依頼書があるようだ。
・依頼主に会いに行っても良いし、行かなくても良い。


シーン2【野営】
オランを出発して、目的地までは1日かかる。
今日は野営のようだ。

料理担当や、見張りなど。決めることは案外あるかもしれない。

尚、熱心に誘わない、もしくはどうしても必要がない限り依頼主のガイウスが同行することはない。


シーン3【薬草採集】

・薬草は、山の斜面に映える四角い小さな花が沢山集まったもので、葉っぱは大きい(見た目は紫陽花)。
・斜面は急なので、何か工夫が必要かもしれない。
・やはり雨が降っている。


シーン4【襲撃】
・薬草を摘んで帰る途中である。
・山賊 が 現れた!
・ふるぼっこである。ダイスを振るまでもない
・薬草は無事だろうか?


シーン5【報酬受取】

・薬草と引き換えに報酬を受けとる事が出来る。
・一人200G
・渡すのは冒険者の宿でも、依頼人でもどちらでも構わない。
・解散

【2014/07/27 12:17:12 投稿者修正】
メンテ

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父と、母と、そして娘と ( No.39 )
日時: 2014/07/08 20:12:10
名前: オート・メララ 
参照: http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=446

1.ハーマイオニーは依頼者ガイウスの実の娘である。


2.ガイウスはかつてハーマイオニーの母親と愛し合ったが、
 ガイウスの遺産を狙う親戚の陰謀により、二人が結ばれることはなかった。


3.その後、女はハーマイオニーを出産するが、
 会うことのなくなったガイウスは知らなかった。


4.ガイウスにはハーマイオニー以外に子供がないため、
 資産家でもある彼の遺産は陰謀家の親戚に受け継がれるはずだった。
 しかしガイウスの実子ハニーの出現により、陰謀家の目論見は外れることに。


5.ガイウスに先駆けてハーマイオニーの存在を知った陰謀家の親戚は、二人の接触を阻もうと配下の者にハニーを狙わせた。
 ガイウスとハニーがお互いの血縁を知ることがなければそれでよし、
 どうしてもそれを阻止出来なければ………という事だったのではないか。


5.パル・メゾンはハーマイオニーの母親の依頼で動いていた。
 依頼内容は『ハーマイオニーを守れ』。


6.パル・メゾンがミノタウロス亭を訪れたのは偶然ではない。
 依頼への協力者を求めての事であった。
 あんなコメディチックな登場をしたのは、このめんどくさくも報酬皆無な依頼に協力してくれるようなお人好し(あるいは面白ければ何でもいい系冒険者)を手っ取り早く見つけ出すための演出であった。



「……という事でいいのか?
 まったく、それならそうと最初から言えばいいものを」


「まあそういうなよ。
 こっちが守りを固めなかったおかげで、連中は油断してノコノコ出てきてくれた。
 敵を欺くにはってヤツさ」


「賢そうなセリフを言うんじゃない、この珍エルフめ。
 ハーマイオニーに何かあったらどうするつもりだったんだ」


「スワローテイルならなんとかするだろうと思ったんだよ」


「…チッ」


我々が受けた依頼が薬草採取だというのは確かだった。
だがその背後には、かつて結ばれなかった男女の愛の結晶と、
その遺産を狙う陰謀が隠されていたのだった。

ともあれ黒幕共の手勢は追い返してやった。
あとは親子三人の感動の対面……となるはずだったのだが。


「・・・それで、どうする?依頼の品。」


「そうだな。
 やはりこういうのは男からするもんだろうし、
 まずはガイウスに花を届けて…」


「…その7」


「ん?」


「その7。僕がガイウスの子供だなんて証拠はどこにもない…
 …と、付け加えさせてもらおうかな」


なんだ?
ハーマイオニーは何を言っている?


「えっ、でもハニーはガイウスさんとマリーさんの子供なんでしょ?」


マリーというのはマリーメイア…ハーマイオニーの母親の事だ。
マリーとハニーの母子である。


「たしかに僕の母親はマリー母さんだ。
 でもガイウスなんて知らないね。
 母さんからも聞いたことなかったし」


「でもそれはマリーさんに聞いてみれば…」


「イヤだね。
 僕と母さんはずっと二人で生きてきたんだ。
 親子二人で、母さんはずっとずっと苦労して僕を育てて…それが今更父親だって?
 ハッ、僕は認めないよ。くだらない」


くだらない話、という割にハーマイオニーは興奮した様子でまくし立てる。
採取行の間、彼女がこんな姿を見せることはなかった。
よほどこの話が気に入らないと見える。


「でもでも、マリーさんはガイウスさんに会いたいと思うし、
 ガイウスさんもハニーが自分の子供だって知ったら可愛がってくれると思うよ」


「やめてよ、可愛がるだなんて薄気味の悪い!
 誰が母さんになんて会わせてやるもんか!」


ドン、とテーブルを叩いて立ち上がるハーマイオニー。


「パル、君は母さんから依頼は受けたかもしれないけど、
 僕にそれは関係のない話だからね。
 薬草の採取も終わったし、これ以上僕にかかわらないで。
 今度近づいてきたら衛視を呼ぶから」


「…………」


「君らも余計なおせっかいはしないでよね。
 これは僕と母さんの問題なんだ。
 

 …僕と、母さんだけの…!」


「ハニー…」


「…帰る」


「待って、ハニー!」


ポケットに手を突っ込んで、ツカツカと店の外へ向かうハーマイオニー。
それを追うエル。



「ついてこないで!


 ついてこないでよ…

 …ついてこないでったらー!」


「ハニー!」


しまいには半泣きの声でハニーは走り去り、
エルもまた、それを追って雨の街へと走るのだった。


..
...
....


そうして、テーブルには三人の男だけが残る。


「………まさかこうなるとはねぇ」


「ううむ」


「いい年をした女子が『僕』を自称する背景には、自分が成長し、
 成人した女性になるのを認めたくないという願望が潜んでいるのだとか。

 ハーマイオニーはいつまでも母ひとり子ひとりの関係で居たかったのかもしれんな」


「……そりゃなんの本の知識だい?」


「古代王国期に著された、人間の精神についての研究書だ。
 昔からああいう人間は時々居たらしい」


「ふーん。


 で、オートセンセとしちゃあ
 これからどうすればいいと思うんだ?」


「ハーマイオニーについてはエルに任せよう。
 …我々はその間に、一つ仕事を片付けておくのがいいと思う」


「ほほう」


「タビーが黒幕連中の居場所を見つけたようだ。
 連中がまたハーマイオニーにちょっかいを掛けんよう、釘を刺しに行こう」


「りょーかい。
 …あ、それチェック。」


「ぐっ!?
 ま、まっt」


「マッタはナシってルールだろう?」


「くっ、くそぅ…」


ハーマイオニーの事はエルに任せつつ、
今後、黒幕をどうするかの算段と、時間つぶしのチェスに興じる我々であった。
ちなみに我が黒軍は主要な家臣と拠点を失い、目下存亡の危機である。
ぐぬぬ。


「…これでどうだ!」


「甘い」


チェックメイトである。
ぐわー!


────────────────────────────────


「くくく…貴様もワルだな」


「旦那には構いませんぜ」



夜のオランの、どこかの路地裏で。
私とウードは、悪党の親分子分の悪巧みに聞き耳を立てていた。


(くるぞ)


(ああ)


視線と手振りでそれぞれ配置につき、悪党どもが近づくのを待ち伏せる。
3…2…1…いまだ!


「そらっ!」


「あがっ!?」


物陰から飛び出したウードが、鞘ごと振り回した刀の一撃で手下の足を払う。
ゴッという鈍い音がして、手下は動かなくなった。
運が悪くなければ死んではいないだろう。


「なんだ!?
 だれだ!!」


「さあ誰かな。
 後ろのヤツに聞いてみたら?」


「後ろ?
 …あぐっ!!」


ウードに気を取られる親分に背後から組み付く。
チェックメイトだ。


「騒ぐな。ブスリといくぞ…ハーマイオニーという少女を知ってるな?」


「……!?
 ……!!…!!」


月明かりにも蒼白な表情で、必死に首を横に振る親分。
私は彼の首筋にチクリとソードブレイカーを当てた。
親分の息がゼイゼイと激しくなる。


「しらばっくれるんじゃあないぞ…いいか。
 二度とハーマイオニーとその家族に手を出すな。
 次は警告などせんから、そのつもりでいろ」


「……!!!
 …!!!!」


今度は首を千切れんばかりに縦に振る。
そうだ、それでいい。


「カエル、カラス、鳩、黒猫…獣に気をつけることだ。
 私は見ているぞ。


 分かったら行け」


「ひっ



 ひいいいいいいいえええええええええ!!!!」


拘束を解いて背中を蹴り飛ばす。
無様に倒れた親分は、手下を置いて表通りへと走っていった。
ひとまずこれでよし、だな。


「顔は見られなかったか?」


「さてね。
 まぁ仕返しを考えるようなら、
 次はもっとキツいお灸をすえてやればいいだけさ」


「おお怖い怖い……よし、帰りはコッチだ」


「ん」


首をすくめて路地の奥へ向かう。
旧市街のこの辺りは私の庭のようなものだ。
密かに路地裏を抜ける。


────────────────────────────────


そうしてそうして翌日。

ガイウスに依頼のブツ渡し、道中のあれこれを話す。
ハニー・マリー母子の話を聞くと彼は心底驚いた様子であった。


「しかし娘さんはすでに18歳です。
 すぐにはガイウス殿を受け入れられないかもしれない。
 そこはお忘れなきよう」


「分かってるさ。
 私の覚悟は出来ている」


「ではこちらへ」


我々はガイウス氏を学院から連れ出す。
かつてガイウスがアジサイを手に、マリーメイアを待ったその場所へ。


..
...
....


「…マリー」


「ガイウス…!」


長年思い続け、しかし離れ離れだった二人の間に言葉は不要だった。
思い出の品のアジサイさえ打ち捨ててガイウスはマリーの元へと走り、
マリーはそれを受け止めた。我々が言うことは、もはや何もない。


さあて、後は不良娘の行く先だが…?


────────────────────────────────
-PLスキュラ-
誰かハニーをなんとかしてください(スロウジャベリン

【2014/07/08 20:25:23 投稿者修正】
メンテ
言葉は溝を埋めてくれる ( No.40 )
日時: 2014/07/09 01:01:47
名前: エレアノール 
参照: http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=445

「ハニー!ハニー待って!」


追いつくのはすぐだった。


「どこにいくの?」


「君には関係ない」


「関係あるよ!
 ハニーとわたしは一緒に仕事をした仲間だもん!
 仲間が泣いてたら、助けたいって思うのが当たり前だよ」


「余計なお世話だよ」


ハニーはわたしの腕を振りほどいた。
わたしの力はそんなに弱かったっけ。


「僕はあの男に会う気はない。
 もう放っておいて」


「…ハニー、聞いて。
 ハニーがお父さんに会いたくないなら、それならそれでいいよ」


「でも、もしも、ほんのちょっとだけでもお父さんの事が気になるっていうんだったら、
 絶対に会った方がいいと思う。
 だって、やりたい事をやらなくて後で後悔するなんて、してほしくないから」


「…わたしはね、お父さんともお母さんとも、もうほとんど会ってないんだ。
 今年は冬の頃に一回会っただけ。段々家に帰る事も少なくなってるの。
 こんな仕事をしてるんだもん、もしかしたらもう二度と会えないかもしれない」


「わたしはずっと後悔してるの。
 冒険者になる前にもっとお父さんと話しておけばよかった、お母さんを手伝えばよかったって」


「でも、ハニーはお母さんとも、お父さんともそばにいることができるでしょ?
 だったら、今やりたいことをやるべきだよ」


「…ハニーは、お父さんに会いたいと思う?」


「…正直、よくわからない。
 いきなり本当の父親だなんて言われて、困惑してるんだ」


「だったら、会うだけ会ってみようよ!
 話し会ったら分かるはずだよ」


「…うん」


一緒に戻ろう、ミノタウロス亭に。

――――――――――――――――
―PL―

とりあえずここで切ります!


【2014/07/09 01:02:46 投稿者修正】
メンテ
降りしきる雨の中 ( No.41 )
日時: 2014/07/09 01:49:07
名前: ウード 
参照: http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=448

「ちょっと待ったあ!」

「パ、パル?どうしてここに?」


突然のパルの登場に驚くエルとハニー。
だがハニーはすっと目を細めると、冷たい声で言い放つ。


「パル、言ったよね?僕に関わらないでって。
 今度近づいたら衛視を呼ぶって!」


「ハ、ハニー!」


狼狽するエル。
だがパルは動じない。


「呼んでもいいよ」

「本気だからね!」

「だが、ひとつだけ聞いてほしい」

「やだ!おまわり…」

「君の母親は、愛する夫と娘がいがみあうのを望むだろうか」

「さ……、…」

「それだけだ。さあ、衛視を呼んでくれ」

「…………」


雨はやわらかく皆を包み込んでいた。

-----
PL:
というやりとりを妄想した!
たぶんニカさんの日記の

>「僕はあの男に会う気はない。
> もう放っておいて」

の後に割り込む感じでしょうか!おそらく!


パルならここに登場すると思ったので書いてしまった!
パタパタさんかってにすみませんすみません!
しかし後悔はせぬ!


【2014/07/09 02:08:14 投稿者修正】
メンテ
雨の終わり ( No.42 )
日時: 2014/07/09 23:16:40
名前: ウード 
参照: http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=448

ガイウスはアジ=サイをおっぽり出してマリーを抱きとめた。

ダッシュ!
ずざざー。

滑り込んでアジ=サイを受け止める。


「おいおい、けっこう苦労して取ってきたんだからさ。
 もうちょい大事にしてくれよ」


モノより心が大事だ、とある者は言う。
それには賛成するけれど、思いがこもったモノもやっぱり大事だと思うよ。
とくにそれが『思い出の品』だというなら。

-----

ガイウスとマリーの再会の場に、ハニーはというと……

いた。
角に隠れているつもりだろうが、蜂蜜色の髪の毛が丸見えだ。
オートが近寄って行き、その名に反して苦い顔をしたハニーに話しかける。


「なあ、ハニー。
 急に彼が父親だって言われても、受け入れにくいのは分かる。

 今すぐにガイウス氏と仲良くしろとは言わん、
 だが母親を祝福してやってもいいだろう?
 お前の言うとおり、お前の母親がこれまで苦労して来たなら、
 これからは幸せになったっていいんじゃないか?


 きっと君にも、今後母親以外に大事な人が、大事にしたい人ができるはずだ。
 そうすればきっとイタッ」


ハニーのパンチがオートの鳩尾に入った。


「な、なにをするきさまー!」

「ヘンだ!お説教なんていらないよーだ!」


と言ってマリーの腕を取るハニー。
その顔は、もう曇ってはいなかった。
ちょうど雨がやみ、晴れ間がのぞきはじめた空のように。


まだアジ=サイの花に残る雨露が、光を受けてきらりと輝いた。

-----
PL:
連続投稿すみません!

これ以上の行動が思いつかないのと、明日明後日と書けるかどうか不明なので、
私は今回の日記が最後になるかなと思います。

【2014/07/09 23:18:03 投稿者修正】
メンテ
わたしはハニー ( No.43 )
日時: 2014/07/09 23:33:41
名前: オート・メララ 
参照: http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=446

「な、なにをするきさまー!」

「ヘンだ!お説教なんていらないよーだ!」


その時ハニーは力ない一般人でも、人と関わらぬ傍観者でもなかった。
いきいきとした表情は歳相応の少女のものだ。

マリーへと向かう彼女に、ウードがアジサイの花束を持たせていた。


「どうやらあの二人はお熱のようだからな。
 ハニーが持っててやるといい」


「僕が?」


「ああ。
 二人が互いにとって大事なものを、二度となくさないように」


「うん、わかった」



二人じゃ超えられない壁も、三人なら案外なんとかなるものさ…と、
聞こえたような気がした。
なんて言ったのか聞いたって、きっとこの男は教えてはくれないだろう。

ウードは歌で語るのだから。







はじめまして、おと…ガイウスさん




こちらこそはじめまして。
私の娘の、名前を教えてくれるかな?




わたしのなまえは…



────────────────────────────────
-PLスキュラ-
ウードに喋らせるためだけの日記|彡 サッ
メンテ
そして、めでたしめでたし ( No.44 )
日時: 2014/07/13 23:07:41
名前: とある幸せな一般人 

『こんにちは。久しぶり。

皆のお節介のお陰で、僕は引っ越すことになりました。

……色々迷惑をかけてゴメン。それと、有難う。

ガイウスさんに頼まれて、薬草採集のお礼を送ります。

あの時はそれどころじゃ無かったしね。

そうそう。大事な事を忘れていたんだけど。

『主人公ポイント』。一番は……』


君達はこうして、ミノタウロス亭に届いた手紙と、冒険の報酬だろう800ガメルの入った小袋と。
アジ=サイの刺繍が入ったハンカチを受け取ったのだった……。


――――――――――――――――――――――――――――

GMより

経験点500点
報酬一人200ガメル+ハンカチ
以上を受け取って下さい。

また、今回のセッションで『一番活躍したと思うPC』を1人お選び下さい。
その方には『エルとけっ………する権利』が与えられます。

お疲れさまでした!
メンテ
君への手紙 ( No.45 )
日時: 2014/07/14 15:43:06
名前: オート・メララ 
参照: http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=446

前略、君へ


その後の君がうまくやれているか、
これまでの君と、これからの君がうまく調和できているか気に掛かっていたのだが、
どうやら私が心配するような事ではなかったようで、まずは安堵している。
近況を送ってくれた事を、あの日、共に歩いた者の一人として嬉しく思う。


引っ越しおめでとう。
私も一昨年引っ越したばかりだが、引っ越しの作業というのは
新しい生活を迎えるにあたってちょうどよい区切りになったのではないだろうか。
家族が増えるとなれば特に、だ。


共に働き、苦労をわかちあうことほど人の結び付きを強めるものは無いと私は思う。
君に重い物を持たせまいと、ガイウス殿は随分と張り切ったのではないだろうか。
君は今まで苦労してきたようだし、なかなか他人に頼るというのはこそばゆいものがあるかもしれないが、誰かの気遣いを受け入れることが、かえって相手を喜ばすこともあると知って欲しい。


いや、なにも難しい事ではない。
君がお母さんにしてきたように、お父さんにもしてあげればいいだけだ。
慣れれば自然と出来るようになるだろう。


私が冒険者になったのは30も間近に迫ったころだった。
今更、若いものに混じって働くことなど出来るのかと不安に思うこともあったが、良い仲間を得て今日も生き延びられている。
君もまた、大人になってから人生に大きな変化が起きて色々と苦労もあるとは思うが、なあにきっと全ては上手くいく。
なにしろ君には、君を想う二人の家族がいるのだから。


話が長くなったが、これも学者の性と許して欲しい。
これまでの君とこれからの君に、共に星王の祝福があらんことを。
オート・メラーラより、草々。




追記

万が一、私に『主人公ポイント』が発生していたら、それは全てパル・メゾンに譲渡させて欲しい。
私はただ生きただけだが、奴は君と君のお母さんのために動いていた。
特別報酬は奴の手に渡るべきだと私は考える…エルを渡す気はないがな。


これから暑い日が続くだろうが、体に気を付けて。
では。



────────────────────────────────

────────────────────────────────
-PLスキュラ-
経験点500点と報酬200ガメル+アジサイの刺繍入りハンカチを受領します。
皆様、ありがとうございました。

MVPにはパル・メゾンを推薦します。
────────────────────────────────

────────────────────────────────



別紙にて


君と君の家族に仇なしてきた者共には、
今後そのような事が無いようキチンと『話し合い』をしておいた。

ただあのような者は血迷って、再び非道を働く事もあるかもしれない。
その時はきっと君がそれを察知して、我々やパル・メゾンに知らせてほしい。

幸せな二人を守ってやってくれ。
メンテ
手紙の端に ( No.46 )
日時: 2014/07/14 22:26:35
名前: ウード 
参照: http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=448

ある日。

ハニーから手紙が来てたってね。
オートはその返事を書いてるらしい。

オートが目を離してる隙に隅に書いとこう。


「梅雨が終わったら、家族みんなで演奏を聴きにおいで」


主人公ポイント?
俺たちのメインボーカルの奴かな。


-----
PL

経験点500点
報酬金200ガメル+アジ=サイの刺繍入りハンカチ

受領いたしました!どうもありがとうございましたー!

主人公ポイントは自分で発案しておいてなんですが決められぬ!
トップはオートということでおねがいします。
メンテ
端に ( No.47 )
日時: 2014/07/14 23:46:39
名前: エレアノール 
参照: http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=445

ハニーから手紙が届いたんだって!


「見せて見せて!」


元気に暮らしてるみたい、よかったよかった!

まだガイウスさんのことお父さんとはまだ普通に呼べてないみたい。
でも、だいじょうぶ。
これからゆっくり仲良くなっていけば、本当の親子みたいにいつかなれるよね。



よし、じゃあわたしもオートの手紙に何か書こう!


「今度会った時はもっと色々なことを話そうね!
 あと、オートはいい人だよ!」


所で主人公ポイントが一番高かったのって誰だろう…
えーっと…

そっかー。納得だね。

―――――――――――――
―PL―

お疲れ様でした!


経験点500点
報酬一人200ガメル+アジ=サイの刺繍入りハンカチ


頂きますー。

主人公ポインツはですねー、パルでおぬがいします!



――――――――――――――

ハニーがガイウスさんと会えた後。
そういえばわたしとハニーはこんなことを話してたっけ。


「そういえばけ何とかって何なのかな?
 ハニー、分かる?」

「それはね……」


「……そっか、なるほど!」


そういう事だったんだ!





「じゃあ主人公ポイントが一番だった人は…」

「雨が止んだら広場に行ってわたしと訓練だね!
 もちろん、ケガしないようにやろうね」


だって、『けっ…』っていうのは決闘ってことでしょ?



―――――――――――――――――――
―PL―

所で『けっ………』っていうのは『けっとう』つまり決闘という事でよろしいのですよね!
メンテ
雨上がり ( No.48 )
日時: 2014/07/21 11:21:26
名前: パル 

「んで?オメェはどうすんだ?」

 カウンターに腰掛け、スワローテイルの面々を眩しそうに眺めていた俺にジョージが問いかける。

「このまま、冒険者やってみるのもいいかもね。」


 ジョージはなんだかんだ言ってお節介だ。

 んでもって、やっぱり海千山千の冒険者の宿の主だ。

『それで、だ。オートのやつは、いや、オートに限らないが・・・薬物に関わっているんじゃないかと監視の目が激しくなってるってところだ。』

「俺への監視も解けただろうしね。」

 ふん、とジョージが鼻息で返事をするところを見るとそういうことらしい。

 気配なんて読めないから、どの人が誰、とかはわからない。監視対象の研究者、その生き別れの娘、その母、有名パーティのギルド員。
 そんな監視対象に積極的につっこめば、監視もされる。

 ジョージははなっからそのことを注意していたのだろう。


「そうだ!!パル!!

決闘だ!!!!」


 突然、エレアノールが立ち上がる。


 流石に僕は慌てる。


「待て!エレアノール!!なんのことだ!!!」


「・・・主人公ポイントが一番高いのがパルだからだろ?」

 自前の楽器を軽く弾き、ウードがクールに教えてくれる。

「いや!待て!

ケ・・・出来るって、俺に拒否権はないのか!!」


「はっはっは、パル・メゾン。ここが年貢の納め時だ!どこかのグラスランナーよろしく簀巻きにされてしまうがいい!!」


「更に待て!オート!どこぞのグラスランナーなんぞ俺の知ったことではないが、なぜ俺が簀巻きにされる前提なのだ!!」


「ボクも応援するよー、ガンバレー。」


「いつの間にハニー来た!?

というか待て待て待て待て!

エレアノールと決闘して勝てるものか!!」


 しかし、周りの酔っぱらいどもがはやし立て、もはや逃げ場は無し。


 こうなれば勇者を目指すこのパル・メゾン、逃げはせぬ!!


 だが、だが!


 私とて勇者を目指す男!


 犬死はしない!!!



 覚悟は決まった!


 戦うのは今!






 キッと目線を上げる。


「よかろう!!この決闘受けよう!!


だが!この決闘!

勝てば、エレアノールは俺のものだ!

エレアノールが勝てば、俺はエレアノールの嫁になろう!!


 良いな!!!」


 その瞬間、オートのロケットキックが俺の顔面にめり込む。

「良いわけあるかーーーーーー!!!!!!!」





 ゴロンゴロンがっしゃああああああん。



 カウンターを乗り越え、厨房の鍋を撒き散らす。



「なにさらすんじゃーーー!!!!」

「貴様がエレアノールと結婚なんぞ2000年はやいわーーー!!!」

「オート〜、決闘って結婚申し込みなの〜?」

「エレアノール、流石にそれは違うぞ?」

 オートが叫び、エレアノールが独自の世界を展開し、ウードがそれを優しく突っ込む。


「だいたいだな!我が花嫁との結婚に口出しするなど、貴様はお父さんか、オートお父さん!!


 そんなんだから、ファザコンのハニーに好かれたんだぞ!

 そのファザコン向けフェロモンをいい加減どうにかしろ!」


「え!?なんでボクの・・・!?」

 オロオロと取乱すハニー。


 

「いい加減にしろーーー!!!!!!てめぇら、喧嘩なら表に行きやがれー!」


 おう・・・、ジョージの背後に仁王立ちの牛のオーラが見える。


「・・・エレアノールは貴様なんぞに渡さんぞ。」

 おおう・・・オートの背後に何やら白と茶色のコントラストの食べ物を持ったおっさんが見える。


『カレーは飲み物です。』



 な、なんかしゃべった〜!?


「まだ、エレアノールを嫁に出すわけには行かないなぁ。」

 爽やかに言い放つウードの背後に上半身の斜めに布をかけ、花輪を頭に乗せた色気たっぷりの男のオーラが!?

 あああああ!そのオーラに当てられた女性冒険者(一部男)がうっとりしてやがる。


 その様子を蜂蜜頭の少女が笑う。

 そこには梅雨の始まりのようなどんよりとした雲はない。

 雨が上がった後のアジ=サイのように目に涙を浮かべ、眩しい色彩で。


 暗い雲はやがて優しい雨をもたらし、その後は陽の光を浴び虹色に輝く。

 そうであるように。


(まったく、だから人間というやつは愛しいんだ。)

 それは森を出た多くのエルフが思うだろう。

 精一杯の生き様が眩しくて、だから妖精は妖精界を出て、森を出て、街に来た。


 雨上がりのような生命の色彩に出会うため。






 感傷に浸っていると、何かを悩んでいたエレアノールがひらめいたばかりに、

「じゃあ、こうしよう!!

決闘じゃなくて訓練にしてあげるね!!!

そしたらだいじょうぶだよね!!」



 綺麗な笑顔で、背後にはエレアノールのオーラをまとい(?)俺を引っ張り上げ、外に放りだす。


「じゃあ、いっくよーーーー!!!」

「いっくよー、じゃねぇぇええええええ!!」


 いつものミノタウロス亭に今日も元気な叫び声があがるのだった。




 
 
メンテ

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