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記事No : 12061
タイトル 回想
投稿日: 2018/06/16(Sat) 13:41:22
投稿者ゾイ

俺は雨の中、クロムウェルの旦那についていき、猟師の小屋に入った。
今は閑散期で猟師が使ってないので、借りているらしい。

どうやら、俺はすぐ自分の思ったことが顔にでるらしい。

中央の暖炉に火をつけ、クロムウェルの旦那が酒や保存食を用意してくれるのを見ていると、クロムウェルの旦那から切り出した。

>「……私は元は騎士でした。
> こうして自分の面倒を自分で見ることも、恥ずかしながらこの数年。
> 家を出てからのことでして」

クロムウェルの旦那が酒を勧める。

>「まずは一献」

俺はクロムウェルの旦那から葡萄酒の木の椀を勧められ受け取り、半分ほど一気に喉に流し込む。

 「旦那、いい酒じゃないか。騎士だったなんて気づかなかったぜ。よく考えりゃ、頭の回転も速いし、俺みたいな傭兵崩れの冒険者とは毛色が違うはずだな。」

>「剣を持つかは迷っていました。
> 私は目の前で家族を賊に殺めさせた無能。
> 敵討ちと意気込んでも、もはや自分は剣にふさわしからざる者ではないかと」


>「しかしいつぞやのゾイさん、貴方の戦いぶりを見て、私は血が滾るようでした。
> 資格の有る無しではなく、やはり私は剣が好きなのだなと……
> 王都に戻ってからミストレス・マリーに紹介を請い、すぐに剣を仕立てました」


>傍らに寝かせた剣、”毒喰らい”をわずかに抜き、刀身を見せる。
>薪の揺らめく火に照らされて、柄頭の孔雀が羽根をきらめかす。

>僅かな間を置き、再び剣を鞘へ。
>そして並々と注いだ酒を、一気に飲み干す。


>「……ふう」

俺はこの人の表情に陰があるとは思っていたが、家族が目の前で殺されるとは・・・だから復讐するためとは・・・

「家族を殺した賊とはただもんじゃないんだな?騎士のあんたが何もできなかったのなら・・・何か協力できることがあれば言ってくれ、俺も手伝うぜ!」

俺は続けて言う。

「旦那が俺に自分の過去を話してくれたから、俺の過去も言う。
 俺は小さな傭兵団出身で、その傭兵団で生活し、色々とあちこち行ったさ。
 ある時、竜と言っても小型のほうなんだがな、それとかち合って、俺達の傭兵団は壊滅状態。
 生き残ったのは、老兵と新米と飯炊きの家族たちだけさ。
 玄人の傭兵はは俺達を救うため、竜と戦って命を落としたんだ。
 俺なんか草の茂みに隠れて、ただ死んでいく仲間を見る事しかできなかったんだ。
 竜の強さに怯えてどうにもできなかったんだ。
 あれ以来、俺はいつか竜を倒して、さらに高みへと高みへと自分が強くなることを望んでいる訳さ。」


>「パダに出張ったと、おっしゃいましたね。
> 何かが起きたと見えます……剣にも、剣士にも」

>「貴方が何に巻き込まれ、誰にのめり込んだのか。
> よければお聞かせください」

俺はクロムウェルの旦那の目をしっかりと見て言う。

「最初はパダでは一般人の苦情を解決してくれとの事で、俺は遺跡の近郊で奇妙な二人組が出没しているのをやめるようにしてくれといった内容の依頼を選んだんだ。
近くの廃墟で張り込んでいたら、出てきたのが古い仮面をかぶってフードつきのローブ姿の盗賊と騎乗にいるようなスーツアーマーを着た鎧男と出会ったんだ。
最初は殺そうと思ったが、気を変えて、交渉するとすんなり分かってくれてな、彼らは近くに未発掘の遺跡があるからその休憩に廃屋を使っていたんだといったもんで、渡りに船とばかりに、俺も手伝わせてくれって言えばすんなり古い仮面の女、レンシーってんだが、あっけらかんと前衛が欲しいからよろしくってなって、俺も同行することになったんだ。
遺跡にはまあ、変なガーゴイルが居たが、そんなの一撃で砕いたぜ。
そして奥の部屋には魔法陣と魔法陣を守る守護者、死肉をつないだのっぺらぼうと戦うことになったんだ。
 なんとか苦労して、相手に深い傷を負わせたんだが、俺のミスで頭に魔法の曲刀の一撃を喰らって俺は気絶しちまった。
そのあと気づいたときには、背中に傷を負った鎧男、テッドっていうんだが、レンシーが俺をかばって守護者と戦っている間、俺を遺跡から引きずりだしてくれたんだが、レンシーは守護者によって死んでしまった。テッドも背中に傷を負った。
 俺が気づいたとき、テッドが全てを教えてくれたんだ。
 自分たちはジン、レンシー、テッドという三人組の冒険者だったと。
 そして、偶然遺跡を発見し、中に入ると、遺跡の罠にかかって魂が抜かれ、レンシーは人骨標本に、テッドはインテリアの鎧にジンは一番強かったらしいから守護者の中の魂として、三人の肉体は守護者の体の一部となったらしい。
 そして、レンシーとテッドは試行錯誤しながらなんとかジンの魂を解放しようとしていたところに俺が出くわしたって訳さ。
 話は戻って傷を治して再度、遺跡にチャレンジして守護者と戦った結果、奴を倒したんだ。そのとき魔法陣が光り、俺は危険を感じて、守護者が持っていた魔剣を使って魔法陣に傷を負わせると、魔法陣が静止したんだ。
 そしてその時、あちこちに転がっていたテッドの鎧やレンシーのこわれた標本、守護者から白い靄が現れ、一人は手を振り、一人は一礼し、最後の一人は拳を突きつけ、俺に敬意を表してくれたぜ。
 その瞬間、俺は涙が出ちまったんだ。
 自分でもわからなかったんだ。
 俺は手を振ってくれたのがレンシーで、一礼したのがテッドで、敬意を表してくれたのがジンだと思っている。
 その時、俺はレンシーが俺に何を求めていたのか、俺がレンシーに何を求めていたのかがしりたかったんだ!
 レンシー達の素顔なんて俺は一度も見たこともない。ただ、あの歯に着せぬ物言いと何か俺でも解らない感覚としか言えないんだが・・・ああ、それから魔法陣を切ったとき、守護者が持っていた魔剣が折れ、魔剣の呪いが俺のクリムゾン・ドレイクに乗り移ってしまったらしい。
 だが、俺は呪いを解かない。
 この大剣は大事に使っていく。
 これを見てくれ。」

 俺は自分のクリムゾン・ドレイクを抜き、大剣の刃を見せる。

「刃が赤黒く濁っているだろ?
 これが呪剣、クリムゾン・ドレイクの誕生さ。
 俺は三人の意思を受け継いだと思って、これからも生きて、生きて生き抜く。
 ただ、パダのお偉いさんが言うにはこの呪いは自分より強い敵と戦うとき、本来の魔剣と同じ効果が表れるらしいぜ。
 実際は使ってみないとわからないがな。
 それから遺跡は崩落して俺はため込んだ金でパリー・パリーを買ったのさ。
 お陰で俺の財布はすっからかん兎一匹ぐらいいるかなと思っていたんだが、その時、旦那と出くわした訳さ。」

椀に残ったに葡萄酒を飲み、喉を潤す。


====================================

PLより

こきんです。

そんなに早いですか?(笑)。

クロムウェルさんの過去もゾイは知りましたし、共用BBSの一言メッセージで敵討ちだ!って書いていただければ、飛んでいきますよ(笑)!

スキュラさん、ちょっとどころかめっちゃ長くななりましたが、すんません。

もっと、会話楽しみましょうか?

えへへ、よろしくお願いします。

冒険の時はよろしくお願いします!

【 投稿者修正】


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