記事No | : 11999 |
タイトル | : では、お願いします。 |
投稿日 | : 2017/12/04(Mon) 05:26:35 |
投稿者 | : エリシア < > |
>「あ、ああ、エリー。
> ちょっと、な」
シオンさんは何かを受け取って、こちらに振り向いた。
>「どうしたんだ、その荷物は?」
わたしの両手の荷物を見て、驚いたような、呆れたような表情を見せる。
「これですか?
これは、広場のもみの木の靴下に入れるプレゼントです。
子ども達に、何かプレゼントをと思ったので。」
にっこりと微笑む。
>「・・・荷物持ちくらいしよう」
「え、そんな、悪いです…けれど。」
もう一人のわたしが言っていた通りになった。
ならば、いっそ心の声に従ってみよう。
「お言葉に甘えて、半分持って頂けますか?
ありがとうございます。」
荷物の半分をシオンさんに持ってもらい、並んで歩き出す。
「あ、そうだ。
寒いですし、少し暖まっていきませんか?」
ジョアンさんのお店を見つけて誘ってみる。
店先を見てみると、デュドネさんが豆茶を飲んでいるようだ。
「…あはは。
どうしましょう。
何だか気まずい、でしょうか。」
シオンさんを見上げて、様子を伺う。
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@PL
でゅーちゃん、ちょっかいかけに来ていいのよ?w