オランの日常 ソードワールド日常掲示板
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記事No : 11995
タイトル のーわいんのーらいふ
投稿日: 2017/12/01(Fri) 17:28:43
投稿者デュドネ

純白のフードを目深にかぶり、雪の道を歩く。
今日は聖人祭という祭りだ。
つくづく祭りの好きな街だと思うが、それで人々が活気づいているのだから、素晴らしいことではないか。
道行く人々の話し声が耳に飛び込んでくる。
皆心が浮ついて―――いや、楽しそうに弾んでいる。

先日受けた呪いのせいで、私は聴覚が鋭くなった。
それも当然だ。
耳が増えたのだから。
鏡で確認したが、どうやら狼の耳らしい。
あの幻の中で、私は狼と化していたのだから、その名残のようなものだろう。
おかげで、ただでさえ愛用していたフードを、常にかぶっていることになったのだ。


「しかし・・・」

一通り祭りを歩いて、私は重要な事実に気付いていた。

「まさかワインがないとはな」

祭りの風景を見ながら、それを肴にワインを飲むのを好んでいるのだが、ないのでは仕方がない。

「酒場を探すか」

具合の良い店を探そうと踵を返したところで、香ばしい香りが漂ってきた。
見れば、焦げた茶色の豆を炒っている。そして、それを挽いているのだ。どうやらそれがこの香りを生み出しているようだった。
店主に聞くと、豆茶というものらしい。

「ひとついただこう」

興味を引き、一杯飲むことにする。
良い香りだ。

「・・・苦いな」

香りの良さから想像したものと違い、口の中に苦みが広がる。
これが病みつきになるのだと店主は言った。
そういうものなのだろうか。

「ともあれ、身体は温まるよ」

苦笑いして、そう呟いたのだった。


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PLより:
ワインがなければコーヒーを飲めばいいじゃない。
フードは不自然に高くふくらんでいる・・・


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