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記事No : 11960
タイトル 傷跡
投稿日: 2017/10/12(Thu) 17:56:43
投稿者クロムウェル
参照先http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=588

普通、太刀風は刃が空気を裂くことによって生ずる。
故に”点”の動きである突きは、それそのものは無音であるのだが…


>ディアマントを手に取り、ひとつ、空を突いた。


「!」


そのとき私には、確かに音が……剣が太刀風を生むのが聞こえたのだった。
”音”の元へ、共に聞こえたせせらぎの水音を頼りに藪をかき分ける。

するとそこには、美しい剣士の姿があった。
いつか見た、風変わりな剣と共に。


「……失敬、驚かせましたでしょうか」


粗野な人間の男が、いつまでも藪の中では熊とも紛らわしいだろう。
小枝や木の葉を払い、水際に歩み出る。

近寄って見ればなるほど、あの太刀風はきっとこの剣が放ったものなのだろう。
刺剣と野太刀の間の子のようなこの剣が、如何なる速度で風を突いたのか、
それを目の当たりに出来なかったことを僅かに悔しく思う。



そして、もう一つ。


「戦士の誉を得た、とお見受けします。
 よくぞご無事で」


無事……本当に?
ミード湖畔の灰色熊に襲われたより、さらに深いだろうその傷跡。
彼は本当に、この世の者であるのだろうか。


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-PLスキュラ-
お邪魔します。
デュドネが死んで生き返ったと聞いて。


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