記事No | : 11905 |
タイトル | : いつか、きっと |
投稿日 | : 2017/07/19(Wed) 21:41:47 |
投稿者 | : ジュリア < > |
参照先 | : http://bbs.swordworldweb.net/pc-list/read.cgi?no=217 |
「私の願いは『ドラゴンを倒して牙をたくさん取りたい』だよ!」
ふふふ。
おや?ゾイが驚いた顔をしている。
> 「ジュリアの兄ちゃん、俺も、【竜殺し】が俺の夢さ!目的は違えど目標は似たもんだな。」
>
> 「俺も強くなるぜ!なぜ俺の夢がこれなのか願掛けの樹に行く最中教えてやるよ。」
私は黙ってゾイの話を聞いた。
> 「俺はこれで【竜殺し】が自分の恐怖という壁をぶち抜いて、自分をさらに高みへと強くなると思ったんだ。」
「・・・それは、壮絶だな。」
驚いた。
この、陽気で人懐っこい男に、このような過去があったとは。
そんな地獄を、乗り越えて来たとは。
「ゾイ、君の【竜殺し】に、もし、もしもだが、微力ながら私が力になれるようなら、遠慮なく言ってくれ。」
***
その後は他愛ない話をしながら、だが内心は彼の決意の重さを噛み締めながら、願掛けの樹まで歩いた。
願い事を書きながら、ゾイは言った。
> 「前はジュリアの兄ちゃんと言っていたが、これからはジュリアと呼ばせてもらうぜ!」
私の肩を軽く叩きながらゾイが見せた笑顔は、私の胸に焼きついた。
***
PLより
こきんさん、こちらこそありがとうございます〜*^^*
リスペクトなんて勿体無いお言葉!
ありがとうございます!
これからも仲良くしてください〜(*ノノ)