記事No | : 11903 |
タイトル | : 短冊に願いを込めて |
投稿日 | : 2017/07/16(Sun) 06:02:24 |
投稿者 | : ゾイ |
>>「これからどうするんだいジュリア」
>「これから?そうだなあ・・・。
> そうだ、ゾイ、もし時間があるんなら付き合えよ。
> 願かけの樹に行こう、短冊1枚おごるからさ。」
>願いは決まってる。
>竜の牙といえばドラゴンだろ?
>「私の願いは『ドラゴンを倒して牙をたくさん取りたい』だよ!」
ん、俺はジュリアの願いを聞いて驚いた。
「ジュリアの兄ちゃん、俺も、【竜殺し】が俺の夢さ!目的は違えど目標は似たもんだな。」
「俺も強くなるぜ!なぜ俺の夢がこれなのか願掛けの樹に行く最中教えてやるよ。」
>周りの風景が血まみれだった・・・
>巨大な何かに噛みちぎられたり、引き裂かれたりした死体が沢山ある・・・
>ただ逃げまどい、傭兵団の老戦士達の手引きによって、なんとか逃げおおせた・・・
>傭兵団の強者達は果敢に立ち向かうも、全然歯が立たない・・・
>影で様子を見ていたのは・・・俺だ・・・
>そして戦っている相手は・・・竜だ!
>怖いながらも歯を食いしばって戦闘を見つめている・・・
>どうして足が前に進まないのか・・・膝が笑っている・・・
>・・・仲間が死んでいく・・・
>・・・恐怖と怒りのあまりか、目から涙が溢れてきた・・・
「俺はこれで【竜殺し】が自分の恐怖という壁をぶち抜いて、自分をさらに高みへと強くなると思ったんだ。」
+++++++
俺はジュリアと願掛けの樹に着いた。
神官達に短冊をもらい、願い事をジュリアと書く。
これで、俺も先輩として見るだけでなく、友としてジュリアを信頼できるようになった。
「前はジュリアの兄ちゃんと言っていたが、これからはジュリアと呼ばせてもらうぜ!」
俺は軽くジュリアの肩を叩き、屈託のない笑顔を見せた。
====================================
PLより
じゅりたんへ、いつもありがとうございます〜。
リスペクトしてますので、これからもよろしくお願いします。
【 投稿者修正】