オランの日常 ソードワールド日常掲示板
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記事No : 11413
タイトル 故郷へ
投稿日: 2015/04/11(Sat) 02:15:03
投稿者エーリアン

「馬!うま!ウマ!
 どっち向いても馬ばかりだ、今日は馬まつりってか?」

人々が行き交う路上で、ぼんやりと林檎をかじりながらあたりを見回す。

馬具店や公益店、競馬もあれば流鏑馬と来た。
尤も、競馬についてはノーコメントだが。

実際、競馬場の前で客の様子を見ていると
叫び声やら、泣き声やらで実に賑わっている。

「春だからって、浮かれ過ぎじゃねぇの〜?
 見てるだけで金が儲かるなんてウマい話はないぜ」

「ウマだけにな!」

恒例のギャグを誰も聞いちゃいないが、とりあえず言っておく。

「さって、観察は終わりだ
 油売ってると、間に合わなくなっちまう!」

かじりついていた林檎をゴミ箱に放り込み、
再び人混みをかき分け進んでいく。
そして、目当てのキャラバンを見つけ出した。

「よぉ、あんたら届け物をしてくれるって聞いたんだが」

>「届けたいものがあるって?東方語が通じる範囲なら届けられるよ」

この祭りで配達を請け負ってくれるキャラバンが居ると聞いた俺は
ある場所へ配達を頼めないかと交渉をする為にやってきたのだ。

「ああ、エレミアなんだけどよ。
 エレミアの…ああ…そうだ、グリムライト孤児院だ、ちっさいとこだよ」

俺がずっと過ごした孤児院。
恩知らずにも飛び出しちまったのは、少しだけ反省している。
だが、後悔はしちゃいない。外にでるという決断は間違ってなかった。

「で、荷物なんだが…学習書6冊と…絵本を2冊
 後は…現金で300ガメルだ。まぁ、仕送りみたいなもんだよ
 昔世話になったとこでさ…あっ、送り主の名前居るか?」

唐突だが、「エーリアン」という名前は偽名だ。
本当の名前は、グリムライト孤児院でつけてもらった。
だが、正直なことを言うとあまり自分の名前が好きじゃない。
付けられた名前が大層なもんで、それでよく笑われたからだ。

俺はただの一般市民で、物語の英雄じゃねぇってのにな。

「うん、名前はいいのか?
 そいつは重畳、ありがたい話だぜ
 ついでに荷物の送り先も黙っててくれ、バレたら迎えに来そうだからな
 でもって、すんげー叱られる!へへへっ」

配達人と軽い談笑を交わしながら、故郷を思い出す。
 
今の俺は大した金も持ってねぇが
冒険者として成功すれば、錦を担いでエレミアに帰るつもりだ。
世話になった孤児院を立派にしてやりたい、チビどもに、色んな話を聞かせられるしな。

「そいじゃあ、任せたぜ
 大食らいのロクデナシからの最初のプレゼントだ」

契約書に簡潔なサインを施して、荷物を受け渡しその場を離れた。

ーーーーーーーー

「あーまた財布が軽くなっちまった…
 特に予定入ってないし、祭りをモチっと眺めますかねぇ」
 
ボケーッと春らしく間の抜けた顔で辺りを見回すと見知った顔が見えた。

「おっ、ありゃあ…ハトハか!
 流鏑馬なんかやってらぁ、お手並み拝見と行くか」

外したら茶化してやろう。
そんないたずら心を胸に秘めて注目する。

タン!

タン!

タン!

「…上手い!
 こりゃ俺も負けてられねぇぜ!」
 
金欠だというのに、魂に火がついた!
こうなった俺は誰にも止めることができない、と自称する。

>「俺の馬は少し荒っぽいぜ!振り払われないように気を付けな!」

息巻くいかつい男に威勢よく言い放つ。

「仮に落ちても平気なくらいタフだから心配無用だぜ!」

出場代金を支払い、競技用の弓を手渡される。
馬に乗るのは初めてじゃないが、少し緊張してきたぜ…。
が、申し込んだ以上やるしかねぇ!

「行くぜ!」

合図により馬は勢い良く走りだす!

…勢いが良すぎる!

「うぉぉぉぉぉぉぉ!ちょっ!ちょっとまてぇぇぇ!!」

あまりの早さに一つ目の的を素通りしてしまう。
少しスピードを収めるよう促したが、全く聞く耳を持たない!

「なんの!でりゃぁ!」

すさまじい衝撃に揺さぶられながらもかろうじて矢を放つ。
快音は響かないものの、かろうじて当たったことが音で分かった。

「はっはー!やったぜ!」

調子に乗って声を上げたのがまずかったのか。
馬はさらに猛々しい動きをする!

「野郎!俺を落とす気か!
 ぜってぇ振り落とされねぇぞ!ぐぬぬぬぬ!」

力いっぱいしがみつき、猛烈な揺れを必死で耐えしのぐ。
もはや、流鏑馬どころではなかった。
何故、俺はロデオをしているんだ。
ぐるぐる回る視界の中でふとそんなことを思った。

そして、ゴール。
馬は動きを止め、俺は馬上から軽やかに降り立った。

「馬公…俺を振り落とすにはまだまだだったな
 また来年来な…フッ」

どこか悔しげな馬を背にする。

……

「えっ、俺何ももらえないの!?
 的当たったじゃん!当たりが悪い?
 じゃあ…ロデオ賞とか…無い?そうか…」

冷静に終わってみれば散々な結果に終わってしまった。
非常にがっくりとした表情で人混みに戻ろうとすると視界に黒い立派な馬が入る。

馬のことは分からないが、毛並みも整ってていい馬だ。
しかし、何故かこの馬を見ているとどこか出会ったような気がしてくる。
何故だ、俺は馬の知り合いは居ないはずだが。

「…何かこの馬アウゴに似てるな」

何となく、そう口走ったその瞬間。
バッタリと本人に出くわした、ハトハも一緒にいるようだ。

少し照れくさそうにしながらも挨拶をする。

「よっ、よぉ!
 いやー見てたぜ、ハトハ弓上手いんだな!
 あっ?俺!?いや俺はだなぁ…アレはそのなんだ…
 俺は実戦で輝くタイプなんだ!うん!」
 
苦しい言い訳をしながらも、黒い馬に視線をやる。

「俺の話よりだっ!この馬ってもしかしてアウゴのか?
 馬売ってるとこは見たが、知り合いで買う奴がいるとは…リッチマンだな」
 
「ところで、名前とかあるのか?」

=======================
PL・お祭りに乗り込む!(無残)

300ガメルを孤児院に郵送。
郵送代込みで315ガメル消費

地味に苗字がバレる。

流鏑馬に挑戦 10ガメル消費

やぶさめー 制御 2d6+4 Dice:2D6[3,2]+4=9
その2 2d6+4 Dice:2D6[3,6]+4=13
その3 2d6+4 Dice:2D6[1,2]+4=7

制御回数 1 

弓で 1回狙う 2d6+5 Dice:2D6[6,2]+5=13

結果 13点 景品なし!

エーリアン…!美味しいじゃないか!
くっくやしくなんかないしー(

アウゴとハトハに話しかけてみる。
ご飯でも食べましょうか(*‘ω‘ *)


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