オランの日常 ソードワールド日常掲示板
このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment

[記事リスト] [新着記事] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]

記事No : 11371
タイトル ゆくものくるもの
投稿日: 2015/01/04(Sun) 19:37:32
投稿者リュシート
参照先http://swordworldweb.net/cgi/pc_list/read.cgi?no=122

 行儀悪くブドウをつまみながら、踊るような足取りで人ごみを歩く。

 露天に並ぶきらきらした宝石に、細工好きのあのドワーフの三つ編み髭を思い出す。
 四ツ葉のタリスマンに、樹上の小さな小屋と、通りすぎていった旅人を思い出す。
 金色の蹄鉄は、あの(馬のくせに)ものすごく目つきの悪い漆黒の帝王に似合うだろうか。
 
 それにほら、五神殿をながめれば、それぞれの神々に仕えし敬虔なる使徒たちを思い出す。
 ファリスの名の下、約束の日を待ち続ける純潔の聖戦士を。
 マーファの神器を手にした、微笑の継承者を。
 チャ・ザの愛娘、波打つ赤髪の乙女を。
 おれにとって神々は、もうそいつの顔をしてしゃべるものだって聞かせたら、彼らは怒るだろうか笑うだろうか。



「やあ、アウゴ」

 そういえば、この風変わりな同胞とはじめて会ったのは、ちょうど1年前のいまごろだったか。
 オランでの冒険者暮らしも、すっかり板についた風格が見て取れる。
 その彼が、空っぽの手でしきりに首をひねっている、その一部始終をのんびりとながめて。

「なかなか特異な体験をしたようだねえ?
 神々とは、そういうイタズラをするチャンスをつねに狙ってるものだと、ここにきておれも学んだよ」

 なんでもそういうのを、サンジュウロクブンノイチ、とか言うらしいよ?
 


──────────────────────────────────────────
ロビン@PL:
ござるかっこいいなあ(笑)
年越しブドウ、1ガメル消費

みなさま、今年もよろしくお願いします。

【 投稿者修正】


- 関連一覧ツリー (▼ をクリックするとツリー全体を一括表示します)

- 返信フォーム (この記事に返信する場合は下記フォームから投稿して下さい)
おなまえ
Eメール
subject 入力禁止
Title 入力禁止
Theme 入力禁止
タイトル
URL 入力禁止
URL
メッセージ   手動改行 強制改行 図表モード
メッセージには上記と同じURLを書き込まないで下さい
削除キー (英数字で8文字以内)
  プレビュー

- 以下のフォームから自分の投稿記事を修正・削除することができます -
処理 記事No 削除キー