オランの日常 ソードワールド日常掲示板
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記事No : 10619
タイトル シーサイド/10:30 AM
投稿日: 2013/11/10(Sun) 04:46:40
投稿者ジャン

   爽やかな秋のお空に、穏やかなお天道様がもうすぐてっぺんだって頃合に、だ、


「・・・メメッしぃ歌だぜ、」


 それから続いた、そりゃぁおスズしぃ相棒のトボけた御託を僕はスラァっとナガして、


「 ご伝言をコト付かって参りましたんだよネボスケヤロウ。

アーノルド商会店主危篤すぐ“戻れ”だとよ、ご本人様からだ。
あと、そこの番頭から。馬の機嫌がすこぶる悪い、って言えばわかるとよ。
来る時はアウロラと一緒に、だそうだ。で、必ず、だそうだ。」


聞いてんだかどうだか、ヒトジロジロ見ながらピロピロスープすすってやがる。
おい、僕の分はどうした。パンくずしか食ってねェぞ。右脳しか働いてねェし。


「 ───── おめェ、その仕事…、途中で、」


…ってな、僕も言えた義理じゃない。ま、長くやってりゃ、そんな気分の時もあるべェ。


 んだから、




   「 そのパンよこせ 」




付き合って、席を立つことにした。


────────────────────────────────────────

 海を眺めると、あの夏が終わったってことを、しみじみと思い知らされる。

特にこの、オランの柔らかな水面に照り返す、光のコントラストを見ていると。


「 十万人の糞尿垂れ流されてるワリにゃあ、

臭くねェもんだな…いい風吹いてるじゃねェか。」


僕はお前と違って、何かを思ってこの街に来たでも、居ついたでもない。

ないが、この街で暮らしてゆくのに、今ある以上の理由は必要なかった。


「 ジョージんとこ行ったけど、見知った顔が、だいぶ減ってた。

引退したのか、他の街に行ったのか、死んだって話は聞かなかったから幸いだ。」


流行り風邪、みたいなもんなのか。
だとしたら、僕らはだいぶ重症だってことだな。


「 ───── いや、お前に語る話じゃねえな。

お前はこれからもずっと、誰かと知り合い、見なくなって…を、繰り返してゆく。
オレは精々往生遂げても、あと150年かそこらってところだが、お前はどうよ。」


浜風に回る風車や、波のようになびく遊歩道沿いのすすきヶ原。
潮騒に時折混じるうみねこの鳴き声に目をやれば、皆砂丘の陰にうずくまっている。


「 Stand by me なんて、お前にこそ最も皮肉なジョークセンスだぜ。」


さて、じゃあこの妙な感傷気分を吹き飛ばしてくれるような“街”へと繰り出さないか。


────────────────────────────────────────
PL:

のんびり進めていこうと思っていると、本当にのんびりかかってしまう。
現実ではせかせかやっとるんですよ(笑)せかせかいろいろ。

場面を香草の外、浜辺をイメージしてぶらぶら。
夏が終わった砂浜を見下ろすペイヴメントからお送りしています。

オランを練り歩くよ。誰かとすれ違ったり、立ち話したりするかもね!


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