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新着記事

タイトル温もり
記事No12008   [関連記事]
投稿日: 2017/12/16(Sat) 12:06:33
投稿者シオン
荷物を持ったまま、広場へと着く。
一つ一つの包みを袋の中から取り出しエリシアに渡すと、彼女はもみの木に下げていった。

しばし繰り返していると、下の方があらかたつけ終わったのか

>「あの、これをあの辺りにつけて頂いてもいいですか?」

エリシアが困ったように俺を見上げてきた。

「ああ。
 
 ・・・この辺りか?」

彼女の指示で、上の方へと幾つか包みを下げていく。
しかし、随分な量を用意したものだ・・・

この作業をしている間ずっと、彼女は慈愛に満ちた表情をしていた。

そんな姿を見ていると、やはりエリシアは大地母神に仕える者なのだと思う。
 
 
 
>「あ、これ、見てもいいですか?」

「勿論だ。気に入るかどうかはわからないが・・・」

俺がさっき渡した包みをエリシアが開けて櫛を取り出す。

>「わぁっ、素敵です。
> こんないいものを頂いてしまって良いのでしょうか?」

「受け取ってもらえないとむしろ困るな」

思わず苦笑する。
・・・どうやら多少は喜んでもらえたらしい。


>「これはさすがに、わたしにも少しお返しをさせて下さい。
> さぁ、先程お約束した通り、香草亭に行きましょうか。
> お礼にお礼を返すのもおかしいかもしれませんけれど、今度はわたしがご馳走します。」

言うが早いか、エリシアは俺の手を握りさっさと香草亭へと歩き出す。

「ちょっ・・・エリー。」

慌てて並んで歩きだす。
掌からは彼女の温もりが伝わってくるようだった

-----
PL
場所も変わるし、この辺りが落としどころかと。

タイトル心が踊る。
記事No12007   [関連記事]
投稿日: 2017/12/14(Thu) 00:25:24
投稿者エリシア < >
“わたし”が声をかけると、シオンさんが一瞬怪訝な表情を見せる。

『あら、やっぱりシオンだとあたし達の区別がついちゃうのかしら?』
彼でなくても気付くでしょう。
わたしと“あなた”では、随分と違いますから。
『言ってくれるわね。』
くすっ、と笑い声が聞こえた気がする。

>「ああ、そうしようか。
> ・・・まずは温まってから、だな」

「そうですね。」

にっこりと微笑んで、もう一度豆茶を飲む。
湯気が頬に当たって少しくすぐったい。

―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―

まずは広場のもみの木に、買ったプレゼントたちを下げに行く。
高い所には手が届かない。
つい、困ってしまってシオンさんを見上げる。

「あの、これをあの辺りにつけて頂いてもいいですか?」

わたしよりも背の高い彼に、いくつかのプレゼントを示してそうお願いする。

全てのプレゼントを下げ終えて、ひとつ残った包みを見る。

「あ、これ、見てもいいですか?」

一応断りを入れて、包みをそっと開けてみる。
中に入っていたのは銀の櫛だった。
マーファさまの聖印に似た三日月の形をした、細かい細工の施された小ぶりな櫛。

「わぁっ、素敵です。
 こんないいものを頂いてしまって良いのでしょうか?」

思わず声が出て、シオンさんの顔を見る。

「これはさすがに、わたしにも少しお返しをさせて下さい。
 さぁ、先程お約束した通り、香草亭に行きましょうか。
 お礼にお礼を返すのもおかしいかもしれませんけれど、今度はわたしがご馳走します。」

彼の手を取って、微笑む。
香草亭までは少し距離がある。
その間、この手は離さない。

――――――――――――――――――――
@PL

ここまで置いてけぼりだった自分へのプレゼントをようやく見るw
仕方ないよね、荷物いっぱいだったし(言い訳

タイトル
記事No12006   [関連記事]
投稿日: 2017/12/13(Wed) 09:26:09
投稿者シオン
>「あ、ごめんなさい。
> 頂き物までしたうえに、お会計まで。」

「何、気にするな。」

隣でミルク入り豆茶を飲むエリシアを見る。



俺の言葉に何やら一瞬だけ複雑そうな表情をして―――


>「なに、だらしないこと言ってるのよ。
> たまには付き合いなさいって。」

>「あ、いえ、そういうことではなくて。
> このお礼の品物まで頂いて、さらにはここの豆茶のお会計までしていただいたのでは、わたしが申し訳ありませんから…。」

すぐさま言葉を繋げるエリシア。
あの”呪い”の影響か。デュドネといい、難儀なものだとは思う。
しかし・・・素直に物事を言うようになった彼女は何故か以前よりもずっと肩の力が抜けたようにも見える。


>「もし、良かったら…広場にこのプレゼントを詰めに行ったら、一緒に行きませんか?
> もちろん、飲みすぎたりはしませんから。」

「ああ、そうしようか。
  
 ・・・まずは温まってから、だな」

エリシアに合わせるように豆茶を口に含む。
苦味と共に温かさが広がっていった

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PL
昼間からワインを飲みにいく大人達の図

タイトル緋色の紐の結ぼれの日
記事No12005   [関連記事]
投稿日: 2017/12/11(Mon) 00:49:16
投稿者リュシート
>「わっ、親子の再会だ、感動的だなぁ。
> エルフは一妻多夫なのかな、山岳民族なんかもそうらしいもんな。」

 なんか外野から聞こえるが、いや、その発想はなかった。
 たしかにこの斜陽の種族たるエルフが種として生き残るすべを考えるならばそういう方法も……いやそんなことはどうでもいい。


「……アウロラ……デュドネ……」


 あー。


「…………おれも、」


 ぐんにゃりしながら、こう言うことにした。


「おれもデュドネをパパって呼びたい。呼ぶ。

 デュドネ・パパ、おなかすいたよ。アウロラ、店を選んで。
 この日を祝して、おれたち家族で乾杯でもしよう」

タイトルお返しに。
記事No12004   [関連記事]
投稿日: 2017/12/10(Sun) 01:19:14
投稿者エリシア < >

デュドネさんと会話をしている間に、シオンさんが会計を済ませてしまった。

「あ、ごめんなさい。
 頂き物までしたうえに、お会計まで。」

両手で豆茶の入ったカップを包む。
豆茶の温かさが、少しかじかんだ手をじんわりと温めてくれる。

デュドネさんとシオンさんが何やら話しているのを見ながら、温かい豆茶を一口飲む。
ミルクで苦さの柔らげられた豆茶が、香ばしさを伴ってふんわりと身体を暖めてくれる。

>「・・・そうだな。これだけ寒い日にはホットワインなんかもいいだろう」
>「エリー・・・ただし飲むなら一杯だけ、な。」

『あら、シオンったらあなたの性癖知っちゃってるわけ?』
性癖とか言わないでください。
そういえば、前にミノ亭で宴会が行われた時は、少し飲みすぎて頭がガンガンしていましたけれど。

「なに、だらしないこと言ってるのよ。
 たまには付き合いなさいって。」

″わたし″がまた勝手に言葉を紡ぐ。

「あ、いえ、そういうことではなくて。
 このお礼の品物まで頂いて、さらにはここの豆茶のお会計までしていただいたのでは、わたしが申し訳ありませんから…。」

″わたし″の失言を取りなすように、言葉を繋ぐ。

「もし、良かったら…広場にこのプレゼントを詰めに行ったら、一緒に行きませんか?
 もちろん、飲みすぎたりはしませんから。」

――――――――――――――――――――
@PL

さらにお誘い。

タイトル誘惑
記事No12003   [関連記事]
投稿日: 2017/12/09(Sat) 23:59:05
投稿者シオン

>「やぁ、ご両人」

>「こんにちは、デュドネさん。」

「デュドネ。難儀そうだな。」


街中ではフードを被っている剣士に苦笑しながら返す。

俺達の”呪い”の影響の中で、デュドネがある意味一番被害が大きい。


>「君たちは広場に行くのか?
> 私はワインを探していたのだが、どうやらないみたいでね。
> 諦めて香草亭に行こうかと思っていたところだよ」

>「そうですね、まずはこの荷物をどうにかしなければなりませんから。」


デュドネと会話するエリーに変わり、2杯分の豆茶の代金を支払う。


>「後で、お邪魔するかもしれないわ。
> その時は、よろしくね。」


「・・・そうだな。これだけ寒い日にはホットワインなんかもいいだろう」

一瞬で雰囲気の変わったエリシアにちらりと視線を移した後、デュドネに声をかける。



>「贈り物には良い日だな」

「何、この間の礼だよ。」



こんな機会でもなければ、贈り物を探すにも苦労しただろう・・・

こういう事は慣れないものだ。

・・・そういえば、最初にあったのはあの大宴会だったな。

あの時は確か、


「エリー・・・ただし飲むなら一杯だけ、な。」


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PL
酒乱エリーを止める図

タイトル贈り物。
記事No12002   [関連記事]
投稿日: 2017/12/07(Thu) 23:04:28
投稿者エリシア < >

>「いや、風邪を引くわけにもいかないだろう?
> 暖まっていくか。」
>「どれがいい?」

意外にもあっさりと彼は承諾してくれた。

「あ、ではわたしはミルク入りの豆茶を頂きます。」

あ、代金を払わないと…。
ガメルの入った小袋を取り出そうとしたところで。

>「そうだ・・・よかったら受け取ってくれ。
> この間の礼だ」

小さな包みを押し付けるように手渡された。

「えっ…??」

手渡された包みと、シオンさんの顔を交互に見て、ぽかんとしてしまった。

『あら、意外とやるじゃない。
 ただの唐変木かと思ってたけど。』

その言い様は失礼でしょう。
いえ、正直なところ意外という部分には同意だけれど。

>「やぁ、ご両人」

デュドネさんがこちらに向かって声をかけてくる。
フードを深く被っているのは、例の狼の耳を隠すためだろう。
あれだけ周知されてしまっては、隠しだてしたところで、お互いに無意味なような気もしてしまうが。

「こんにちは、デュドネさん。」

そんな内心は隠して、にっこりと微笑んで挨拶を返す。

>「君たちは広場に行くのか?
> 私はワインを探していたのだが、どうやらないみたいでね。
> 諦めて香草亭に行こうかと思っていたところだよ」

「そうですね、まずはこの荷物をどうにかしなければなりませんから。」

『へぇ、ワイン。ふぅん…。』

あ、ダメです、お酒はわたしは…。

「後で、お邪魔するかもしれないわ。
 その時は、よろしくね。」

去っていくデュドネの背中に、怪しく微笑みを浮かべて、″わたし″が声をかける。
あぁ、勝手なことを…。

――――――――――――――――――――
@PL

続くのかどうかはわからない!w

タイトル豆茶時間
記事No12001   [関連記事]
投稿日: 2017/12/07(Thu) 17:20:42
投稿者デュドネ
聞き覚えのある声がして、ピンと耳が反応した。
振り返ると、大荷物を抱えたシオンとエリーが、仲睦まじく歩いてくる。


「やぁ、ご両人」


いつの間にやら絆を深めていた二人を、両手を広げて迎える。


「雪のおかげで冷え込んでいたが、だいぶ温まったよ」


笑顔を向ける。


「君たちは広場に行くのか?
 私はワインを探していたのだが、どうやらないみたいでね。
 諦めて香草亭に行こうかと思っていたところだよ」


ことり、とカップをカウンターに置き、立ち上がる。
シオンの肩を軽く叩き、去り際にウィンクした。


「贈り物には良い日だな」


そうして軽く手を振り、私は店を後にしたのだった。




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PLより:
邪魔者はクールに去るぜ

タイトル
記事No12000   [関連記事]
投稿日: 2017/12/07(Thu) 09:08:45
投稿者シオン
>「え、そんな、悪いです…けれど。」

なにやら一瞬言いよどむエリシアだったが

>「お言葉に甘えて、半分持って頂けますか?
> ありがとうございます。」

「ああ。ほら」

彼女から荷物を受け取り、そのまま歩く。
雪がしんしんと降るオランの都市は、やはり普段とは違う何かを感じる。


>「あ、そうだ。
> 寒いですし、少し暖まっていきませんか?」

エリシアの視線の先は、先程の豆茶の店。
見れば今度はデュドネが店先にいた。

すっかりと身体は冷えていた。
・・・あれから意外と時間が経っていたらしい。

>「…あはは。
> どうしましょう。
> 何だか気まずい、でしょうか。」

「いや、風邪を引くわけにもいかないだろう?
 暖まっていくか。」

何処か恥ずかしげに俺を見上げるエリシアに、微笑みながら答える。

「どれがいい?」

エリシアに注文を訪ねながら、俺は先程の包みを取り出す。


「そうだ・・・よかったら受け取ってくれ。

 この間の礼だ」

半ば押し付けるように、空いたエリシアの手に包みを握らせた。
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PL
上目使いのエリーとかあざといw

タイトルでは、お願いします。
記事No11999   [関連記事]
投稿日: 2017/12/04(Mon) 05:26:35
投稿者エリシア < >

>「あ、ああ、エリー。
> ちょっと、な」

シオンさんは何かを受け取って、こちらに振り向いた。

>「どうしたんだ、その荷物は?」

わたしの両手の荷物を見て、驚いたような、呆れたような表情を見せる。

「これですか?
 これは、広場のもみの木の靴下に入れるプレゼントです。
 子ども達に、何かプレゼントをと思ったので。」

にっこりと微笑む。

>「・・・荷物持ちくらいしよう」

「え、そんな、悪いです…けれど。」

もう一人のわたしが言っていた通りになった。
ならば、いっそ心の声に従ってみよう。

「お言葉に甘えて、半分持って頂けますか?
 ありがとうございます。」

荷物の半分をシオンさんに持ってもらい、並んで歩き出す。

「あ、そうだ。
 寒いですし、少し暖まっていきませんか?」

ジョアンさんのお店を見つけて誘ってみる。
店先を見てみると、デュドネさんが豆茶を飲んでいるようだ。

「…あはは。
 どうしましょう。
 何だか気まずい、でしょうか。」

シオンさんを見上げて、様子を伺う。

――――――――――――――――――――
@PL

でゅーちゃん、ちょっかいかけに来ていいのよ?w