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タイトル12月のお祭りと市場風景
記事No11994
投稿日: 2017/12/01(Fri) 11:35:09
投稿者市場担当者

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★12月のお祭り…聖人祭★

このお祭りの日は、なぜか雪が降ると言われています。
そして言い伝えの通り、静かに降る雪の中で行われます。

もともとは冬至祭とも呼ばれていました。
太陽の力が一番弱まる時期に、その力が復活するよう祈り、同時に伝説に登場する偉人や人々を助けた聖人をお祀りするものでしたが、その中でも、良い子にしていた子供達に贈り物を届けるというひときわ人気の高い聖人を称えるものとなりました。

また、この日は家族や恋人など、大切な人とともに過ごすことを推奨されます。
賑やかな市場ですから、恋人のいない人は、それなりに楽しめるでしょう。
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■ヒイラギのお守り■
・ヒイラギの枝…1ガメル
神殿で配っているお守りです。
受難を表す棘のついた葉と、血を表す赤い実は
持ち主の身代わりになって守ってくれると言われています。


■恵みの赤い靴下■
・靴下…ひとつ1ガメル
広場には大きなもみの木が立ち、大きな赤い靴下がぶら下がっています。
この靴下に、市場で売っているお菓子やおもちゃ、ぬいぐるみ、子供服、日用品、勉強道具を入れる慣わしになっています。
靴下は孤児院の子供達へのプレゼントとして配られます。
市場の売り物に靴下用に詰め合わせがあるので、それを利用してください。
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■出店名 :反省の欠片
店主名:アイローク「反省ごとは、年内に燃やしておきやしょう」

・字の書ける木片(筆とインクのレンタルあり):(1G)
 間伐材を使って作った、薪よりも小ぶりな木片。反省ごとを書き、店に戻すと、チャ・ザ神殿で、幸運へと転じるよう奉納の儀式が執り行われた後、燃やされて天へ捧げられます。

 材木商アイロークが、チャザ神殿と共催する店。
 間伐材を木切れにしたものを提供した。
 樵たちもやってきて、木の解体実演も同時に行っている。申し出れば、手伝うこともできます。
 収益は、慈善活動に使われます。

※(`・ω・)っ護摩木のイメージです。
 7月の短冊のへちr──おまーじゅ! です。

出展者:魔音さん
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■出店名 :しあわせのパン屋
店主名:ラディ
   「うっふふのふ〜」
   「しあわせですかぁー?」
   「えへへ、えへへ」

いつもはオランのどこかにある本店か、日常への出張でパンを売っていますが、今月はそれに加えてメインイベントのケーキを出展します。
ケーキは初チャレンジなのです。なおイベントでの売上は全て孤児院に寄付されます。

・聖人祭ケーキ:10G
 ふわふわの口当たりの軽いスポンジに、白い生クリームのシンプルなケーキです。
 上には赤い服を着た聖人とトナカイが引くソリでデコレート。
 この夜のために、特別に作られたお菓子です。素敵な夜をおすごし下さい。

・しあわせぱん:1G
 具も何もないが、焼きたての香りが香ばしいシンプルな普通のパン。
 このパンだけはその場で焼いております。
 食べるとその美味しさにちょっとだけ幸せになれます。

・三日月パン:1G
 さくさくなクロワッサン。
 三日月の形をしている。

・みみまで美味しいしょくぱん:1G
 バターが多めに入った食パン。
 ほんのりバターの香り。
 耳まで柔らかく、その名の通り耳まで美味しく食べれます。

・ねこみみぱん:プライスレス
 みみまで美味しいしょくぱんの耳に砂糖をつけてあげたもの(プレナさん考案)
 ケーキ屋その他のパンを買われた方におまけで付けます。

・ミノぱん:1G
 ミノ亭こらぼぱん。
 可愛らしいミノさんの顔の形をしているくるみパン。
 顔の部品は甘いクリームチーズ。

・靴下用ラスクの詰め合わせ:1ガメル
 保存の効くよう、堅く焼いたパンをスライスして蜂蜜をまぶしたお菓子。
 油紙で作られた袋に詰められている

・靴下用お菓子の詰め合わせ:1G
 キャンディやドライフルーツを詰めたもの

出展者:がるふぉさん
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■出店名 :ケンタウロス印のフライドフード
白髭の店主:「ホッホッホ、聖人祭のパーティーにチキンはいかがかね?」

・フライドチキン(1人前・1本):1ガメル
・フライドチキン(かご入り・6本セット):6ガメル
 …店主自慢の一番人気メニュー、揚げた鶏の足。独自のスパイスが香ばしい。

・フライドポテト(1人前):1ガメル
・フライドポテト(かご入り):5ガメル
 …揚げたじゃがいも。皮ごと揚げてあるのが美味しいんだとか。

・コールスローサラダ(1人前):1ガメル
・コールスローサラダ(かご入り):5ガメル
 …細かく切ったキャベツを使った甘酸っぱいサラダ。揚げ物のお供に。

 ※1人前はその場で簡素な木の器に盛ってくれます。(要返却)
 ※かご入りは複数人で食べるのにちょうどいい量が入っています。(持ち帰り可)

・パーティセット:15ガメル
 …チキン1かご、ポテト1かご、サラダ1かごがセットになったもの。
  と、綺麗な白い陶器の絵皿がおまけで一枚ついています。(冬の森をケンタウロスが駈けている幻想的な絵。)
  これらは、麻袋にまとめて入れられ、赤いリボンで口を閉じられています。

※揚げ物一筋の料理人の店主が、聖人祭のために特別出店。
 エプロンにはケンタウロスを模した印がついているが、PCの怪物判定には何ら影響しないお約束。

出展者:cocoaさん
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■出店名 :超絶美形裁縫店 聖☆アルクーナ
アルクーナ:「今日の貴方は、特別な貴方。変身してみない?」

・聖人の衣装:20ガメル
 …聖人祭でまつられる伝説の聖人の衣服を模したものです。
  白のトリミングのある赤い服・赤いナイトキャップ、白くてふわふわしたつけひげのセット。

・聖人の衣装(女性用):20ガメル
 …聖人祭でまつられる伝説の聖人の衣服を模した服を、女性用にかわいらしくデザインし直しました。
 白のトリミングのある赤い服・赤いナイトキャップ・ミニスカートのセット。
 *薄着なので外で着るときは注意!

・聖人の衣装(ドワーフ用):20ガメル
 …この聖人の衣装はドワーフに似合うとの評判があり、ドワーフ専用サイズも揃えてございます。
 *ただしドワーフ用にはヒゲはついてきません。

・トナカイ:20ガメル
 …聖人が乗るソリを引いたとされるトナカイの着ぐるみです。

・フラウ(子供/グラスランナー用):10ガメル
 …真っ白な帽子とふわりとひろがる外套。雪の精霊をイメージした衣装です。

・靴下用子供服:各1ガメル
 …男の子用にシャツ、ズボン、女の子用にブラウス、スカート、
  共通で靴下、手袋、コートの8種類の中から、プレゼントしたい衣類を選ぶことができます。
  アルクーナにしては珍しく、スタンダードなものが揃っています。
  購入するとリボンつきで包装してくれます

※いつもの変な服屋。セールスポイントは「店主の美貌」
 聖人などの仮装衣装を扱っている。
 商業戦略にも多大な影響を与える聖人祭においては、この手の衣装を着た商売人が街のそこらじゅうで見られる。
 店名の読みは「セントアルクーナ」

出展者:ブライトさん
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■出店名 :銀細工職人モニカの「愛の小槌亭」
モニカ:「大事な人がいるなら、その心はいつでもノックしておくこと。小槌亭は皆さんの愛を応援するわ」

・月の小櫛:150ガメル
 銀製の小ぶりな櫛。三日月を象った半円形で、持ち手には月見草の文様が細やかに彫られている。

・小さなプレートの首飾り:50ガメル
 銀のチェーンネックレスに、小さな銀製のプレートが通された首飾り。
 プレートにはその場で短いメッセージを彫って貰う事が出来る。(もちろん、そのままでも)
 
・蔓のリング:100ガメル
 つる植物を模した細かな輪が複数重なって巻き付いているような細工がほどこされている指輪。

・幸運の房飾り:100ガメル
 “よくあたる”という意味合いから、貝をデザインした験担ぎのアクセサリー。
 皮製の飾り紐の先に、同じく皮製の房飾りと銀で出来た貝殻のモチーフがぶら下がっている。
 元は賭博師の間で広まったものだが、最近では剣の鞘と一緒にベルトに提げたり、
 弓に結んだり矢筒に結んだり…と冒険者の隠れたお洒落として楽しまれる事もある。


※銀細工職人の出店。「愛とは細部に宿るもの」との持論もあって、細やかな彫りこみが売り。
 銀製だが繊細な細工品のため乱暴に扱うとすぐに壊れてしまうので注意。

出展者:cocoaさん
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■出店名 :大工ボクスの店
ボクス:「…年の瀬だから…。…なぁあんた…買ってかないか…?箱。」

・木箱:5ガメル
 …縦30cm×横50cm×高さ30cmほどの箱。必要であれば簡素なフタもセットにしてくれる。
  ざっくりとした板が打ち付けられているだけなので通気性がよく、
  大事な物を保管するのには全く適していないが、ちょっとした物を保管しておくのに便利。

・小さな樽:10ガメル
 …木箱と同程度のサイズの木の樽。フタつき。
  木箱とはデザインが異なる程度で、液体を入れれば水漏れ間違いなし。
  グラスランナーなら座っても壊れないかもしれない。

・大きな樽:20ガメル
 …こちらは本格的な樽。サイズも大きく、人が入っても大丈夫。
  サイズ的に持ち運びには全く適していないので注意。
  水浴び、樽転がし、樽人間ごっこ、個室持ちの冒険者のインテリアなど、全てはあなたのアイデア次第。

・靴下用木製のおもちゃ…1ガメル
 …あまった木片を生かして作られたもの。どれもカラフルに色が塗られています
  積み木、手のひらサイズの木馬、人形(人や動物を象ったもの)、
  模型(船や馬車を象ったもの)、はめ込みパズルから選べます

※寡黙な家具職人の出店。最近子供が増えて家計が厳しいらしい。
 年末の大掃除に向けての収納用品を売ろうと一念発起。

出展者:cocoaさん
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■出店名:ジョアン豆茶店
ジョアン「いい香りだろう? 大人の味だぜ…試してみな」

・豆茶:一杯1ガメル
 ある豆を炒り、煮出して作った飲み物。いわゆる珈琲。
 真っ黒でとても苦い飲み物だが、くせになると評判の飲み物
 希望すれば、甘みとして蜂蜜ポッドが供されます

・ミルク入り豆茶:一杯2ガメル
 そのままでは苦くて飲めないという人向け。
 温めたミルクと混ぜて飲みます。ミルクの量は希望すれば調節できます。
 こちらも蜂蜜ポッドがつきます

・豆茶味のクッキー:5枚2ガメル
 豆茶を練りこんで作ったクッキー。
 ほんのり苦味の大人味。

・豆茶の香りの葉巻:一本100ガメル
 ジョアンと顔なじみの葉巻商の委託で置いているもの
 豆茶独特の香りをタバコの葉に移した珍品。
 まとめ買いする場合、6本セットで500ガメルです
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■出店名 :イアンの手作りショップ
イアン「定番品から冬の新作まで。見ていってよ。…ところで妙にカップル多くない?いいけどね。」

・星飾りのしおり紐:10ガメル
 …さまざまな色の革紐の両端に、星光を型どった銀色の飾りがついている。
  本来の栞としての用途のほかに、羊皮紙を簡単にまとめて縛るなど、学院生活では何かと便利な一品。
  カラーは、「茶、赤、青、緑、橙、桃、白、黒」の8色。
・星飾りのしおり紐(聖人祭限定色):15ガメル
 …「金、銀」の2色。通常のものとは色が違うだけだが、若干豪華な素材を使っている。

・聖夜の煌きキャンドル:小サイズ@1ガメル、大サイズ@3ガメル
 …様々な色を付けた蝋でマーブル模様になっている蝋燭。キラキラと輝く粉がほんのり練りこまれている。
  すべて手作りのため、色合いは一つ一つ異なっていて、同じものがない。
  小はケーキに使う程度のサイズ。大は手に握れるぐらいのサイズ。

・刺繍入りガメルぶくろ:20ガメル
 …布製の小袋。生地が二重になっており、沢山のコインを入れてもびくともしない。
  赤茶色の生地に鮮やかに染めた糸で刺繍が入っており、口を縛る色紐がセットになっている。
  デザインは、「雪の結晶、ジンジャーブレッドマン、雪うさぎ」の3種。

☆聖人祭の特別サービス:贈り物用のラッピングを頼むと、赤か緑のリボンを綺麗に巻いてくれます。(無料)

・靴下用ぬいぐるみ:2ガメル
 …熊、猫、犬、ウサギを模したかわいいぬいぐるみです。さわるともふもふします
  どの人形にも、大きなリボンが巻かれています

・靴下用絵本:3ガメル
 …イアンの友人有志が協力して作ったもの
  おおきな文字で書かれ、ひとつひとつに絵の得意な学生が描いた絵が描かれています
  オラン近辺でお母さんが子供に語って聞かせる物語であり、どれもハッピーエンドです

・靴下用のカバン:1ガメル
 …あまった布で作られたもの。肩かけタイプで荷物がたくさん入ります
  かわいい刺繍入り

・靴下用筆記用具:3ガメル
 …イアンの友人有志が協力して集めてくれたもの
  白墨と小さな黒板がセット。かわいい刺繍の入った小袋に入っています

※商家出身の学院生による、小遣い稼ぎを兼ねた趣味の店。
 素人にしては、品物の出来は割と良い。
 最近は「成績よりも商才が開花してきている」ともっぱらの噂。

出展者:cocoaさん
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■出店名 :厄落としハムの店
店主名 ハムスキー:「厄払いのハムだ」「串は見たか?」「仕方ない。アンタの運に免じて今年も出すか」

・ハムのスライス:(1G)
 ハムの大きなスライス一枚を、串に巻いて出される。串は要返却。
 ソースはお好みで、ケチャップ、粗挽きマスタード、マヨネーズ、蜂蜜がある。

・キノコソース包み(2G)
 キノコ、タマネギ、ニンジンの刻まれたものが、串の打たれたハムに包まれて出される。

・ハムサンド(3G)
 ハムのキノコソース包みが、バンズに挟まれたもの。
 食べる前に串を引き抜くように注意される(間違って串をかむと痛いです >< 勿論歯形の跡あり)。

 購入したら、2d6を振ってください。10以上で、当たり串(小さな豚が彫られています)となります。
 この串を店主に見せると、美食家が泣いて喜ぶ“至高のハム”の小さな塊をプレゼントされます(換金不可なのはお約束です)。
 ハム職人の老人ハムスキー氏が、客の当たり串を口実に、
 孤児院にハムの塊を差し入れるという恒例行事という裏設定があります。

出展者:魔音さん
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【 投稿者修正】

タイトルのーわいんのーらいふ
記事No11995
投稿日: 2017/12/01(Fri) 17:28:43
投稿者デュドネ
純白のフードを目深にかぶり、雪の道を歩く。
今日は聖人祭という祭りだ。
つくづく祭りの好きな街だと思うが、それで人々が活気づいているのだから、素晴らしいことではないか。
道行く人々の話し声が耳に飛び込んでくる。
皆心が浮ついて―――いや、楽しそうに弾んでいる。

先日受けた呪いのせいで、私は聴覚が鋭くなった。
それも当然だ。
耳が増えたのだから。
鏡で確認したが、どうやら狼の耳らしい。
あの幻の中で、私は狼と化していたのだから、その名残のようなものだろう。
おかげで、ただでさえ愛用していたフードを、常にかぶっていることになったのだ。


「しかし・・・」

一通り祭りを歩いて、私は重要な事実に気付いていた。

「まさかワインがないとはな」

祭りの風景を見ながら、それを肴にワインを飲むのを好んでいるのだが、ないのでは仕方がない。

「酒場を探すか」

具合の良い店を探そうと踵を返したところで、香ばしい香りが漂ってきた。
見れば、焦げた茶色の豆を炒っている。そして、それを挽いているのだ。どうやらそれがこの香りを生み出しているようだった。
店主に聞くと、豆茶というものらしい。

「ひとついただこう」

興味を引き、一杯飲むことにする。
良い香りだ。

「・・・苦いな」

香りの良さから想像したものと違い、口の中に苦みが広がる。
これが病みつきになるのだと店主は言った。
そういうものなのだろうか。

「ともあれ、身体は温まるよ」

苦笑いして、そう呟いたのだった。


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PLより:
ワインがなければコーヒーを飲めばいいじゃない。
フードは不自然に高くふくらんでいる・・・

タイトルとまどい
記事No11996
投稿日: 2017/12/01(Fri) 23:03:24
投稿者シオン
「礼、か・・・」


なにがいいのだろうか。
冬の寒さでも活気のある市場を見て回りながら、考える。

謎の遺跡にてエリシアに命を救ってもらった。
彼女にああいった以上、何かしなければならないのだが、どうもいい案が浮かばない。


・・・ふぅ。

香ばしい香りに誘われて、豆茶を購入し口に含む。
口の中に広がる苦味がまたいい塩梅だった。


「あれは?」


とある露店にたどり着いた俺は、一つの櫛を手に取る。
銀色の三日月の形をしたその櫛は、まるでマーファの聖印のような印象だった


 −−これなら、どうだろうか。


エリシアの栗色の髪に生えればいいのだが・・・どうにも女性が喜びそうなものはわからない。

迷っていても仕方ない、か。

-----
PL
鈍感男が頑張る図

タイトル買いだし。
記事No11997
投稿日: 2017/12/01(Fri) 23:29:38
投稿者エリシア < >
広場の大きなもみの木を見上げる。
今年はいくつの靴下が吊るされるのだろう、と思うと少し笑みがこぼれる。

それはそうと、買いだしだ。

わたしは広場に並ぶお店を一軒一軒見て回ることにした。

パン屋さんに服屋さん、家具職人のお店に雑貨店…。
それぞれ、いくつかのプレゼントを選んでいく。

気がつけば、いつの間にか両手に荷物がいっぱいだ。

『あんた、どれだけ買い込めば済むのよ?』
頭の中で声がする。
この状況にも、もはや慣れつつある。
あの時、遺跡の中で闇も、破壊の女神の眷属もすべて受け入れてみせようと決意した、その代償だ。

ふと次の店に目を向けると、シオンさんの姿があった。
声をかけようかと思って、ふと躊躇う。

『ばかね、どうして声をかけないのよ』
こんなに荷物の多い状態では邪魔になるでしょう?
『何言ってるの、だからこそでしょう?
 せっかくなんだし、荷物持ちくらいしてもらえばいいじゃない!』

どん、と背中を押されたような感覚がして、結局シオンさんの傍に近付く。

「あ、あの、こんにちは。
 お買い物、ですか?」

ぎこちなく頬笑む。

――――――――――――――――――――
@PL

荷物持ちしてね!(ぉ

タイトル受け取る
記事No11998
投稿日: 2017/12/03(Sun) 23:12:28
投稿者シオン
櫛の代金を支払い、受け取ろうとしたその時――

>「あ、あの、こんにちは。
> お買い物、ですか?」

不意にかけられた声の主は、まさにエリシアのものだった。

「あ、ああ、エリー。
 
 ちょっと、な」

いきなりの事に、対処しきれていない。
・・・どうしたんだ、全く。

見ればエリシアは、両手いっぱいに荷物を抱え込んでいた。


「どうしたんだ、その荷物は?」

大地母神の祭事にでも使うのだろうか。
はたまた子供達への贈り物か。

「・・・荷物持ちくらいしよう」

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PL
櫛を渡すタイミング?知りませんよw

タイトルでは、お願いします。
記事No11999
投稿日: 2017/12/04(Mon) 05:26:35
投稿者エリシア < >

>「あ、ああ、エリー。
> ちょっと、な」

シオンさんは何かを受け取って、こちらに振り向いた。

>「どうしたんだ、その荷物は?」

わたしの両手の荷物を見て、驚いたような、呆れたような表情を見せる。

「これですか?
 これは、広場のもみの木の靴下に入れるプレゼントです。
 子ども達に、何かプレゼントをと思ったので。」

にっこりと微笑む。

>「・・・荷物持ちくらいしよう」

「え、そんな、悪いです…けれど。」

もう一人のわたしが言っていた通りになった。
ならば、いっそ心の声に従ってみよう。

「お言葉に甘えて、半分持って頂けますか?
 ありがとうございます。」

荷物の半分をシオンさんに持ってもらい、並んで歩き出す。

「あ、そうだ。
 寒いですし、少し暖まっていきませんか?」

ジョアンさんのお店を見つけて誘ってみる。
店先を見てみると、デュドネさんが豆茶を飲んでいるようだ。

「…あはは。
 どうしましょう。
 何だか気まずい、でしょうか。」

シオンさんを見上げて、様子を伺う。

――――――――――――――――――――
@PL

でゅーちゃん、ちょっかいかけに来ていいのよ?w

タイトル
記事No12000
投稿日: 2017/12/07(Thu) 09:08:45
投稿者シオン
>「え、そんな、悪いです…けれど。」

なにやら一瞬言いよどむエリシアだったが

>「お言葉に甘えて、半分持って頂けますか?
> ありがとうございます。」

「ああ。ほら」

彼女から荷物を受け取り、そのまま歩く。
雪がしんしんと降るオランの都市は、やはり普段とは違う何かを感じる。


>「あ、そうだ。
> 寒いですし、少し暖まっていきませんか?」

エリシアの視線の先は、先程の豆茶の店。
見れば今度はデュドネが店先にいた。

すっかりと身体は冷えていた。
・・・あれから意外と時間が経っていたらしい。

>「…あはは。
> どうしましょう。
> 何だか気まずい、でしょうか。」

「いや、風邪を引くわけにもいかないだろう?
 暖まっていくか。」

何処か恥ずかしげに俺を見上げるエリシアに、微笑みながら答える。

「どれがいい?」

エリシアに注文を訪ねながら、俺は先程の包みを取り出す。


「そうだ・・・よかったら受け取ってくれ。

 この間の礼だ」

半ば押し付けるように、空いたエリシアの手に包みを握らせた。
-----
PL
上目使いのエリーとかあざといw

タイトル豆茶時間
記事No12001
投稿日: 2017/12/07(Thu) 17:20:42
投稿者デュドネ
聞き覚えのある声がして、ピンと耳が反応した。
振り返ると、大荷物を抱えたシオンとエリーが、仲睦まじく歩いてくる。


「やぁ、ご両人」


いつの間にやら絆を深めていた二人を、両手を広げて迎える。


「雪のおかげで冷え込んでいたが、だいぶ温まったよ」


笑顔を向ける。


「君たちは広場に行くのか?
 私はワインを探していたのだが、どうやらないみたいでね。
 諦めて香草亭に行こうかと思っていたところだよ」


ことり、とカップをカウンターに置き、立ち上がる。
シオンの肩を軽く叩き、去り際にウィンクした。


「贈り物には良い日だな」


そうして軽く手を振り、私は店を後にしたのだった。




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PLより:
邪魔者はクールに去るぜ

タイトル贈り物。
記事No12002
投稿日: 2017/12/07(Thu) 23:04:28
投稿者エリシア < >

>「いや、風邪を引くわけにもいかないだろう?
> 暖まっていくか。」
>「どれがいい?」

意外にもあっさりと彼は承諾してくれた。

「あ、ではわたしはミルク入りの豆茶を頂きます。」

あ、代金を払わないと…。
ガメルの入った小袋を取り出そうとしたところで。

>「そうだ・・・よかったら受け取ってくれ。
> この間の礼だ」

小さな包みを押し付けるように手渡された。

「えっ…??」

手渡された包みと、シオンさんの顔を交互に見て、ぽかんとしてしまった。

『あら、意外とやるじゃない。
 ただの唐変木かと思ってたけど。』

その言い様は失礼でしょう。
いえ、正直なところ意外という部分には同意だけれど。

>「やぁ、ご両人」

デュドネさんがこちらに向かって声をかけてくる。
フードを深く被っているのは、例の狼の耳を隠すためだろう。
あれだけ周知されてしまっては、隠しだてしたところで、お互いに無意味なような気もしてしまうが。

「こんにちは、デュドネさん。」

そんな内心は隠して、にっこりと微笑んで挨拶を返す。

>「君たちは広場に行くのか?
> 私はワインを探していたのだが、どうやらないみたいでね。
> 諦めて香草亭に行こうかと思っていたところだよ」

「そうですね、まずはこの荷物をどうにかしなければなりませんから。」

『へぇ、ワイン。ふぅん…。』

あ、ダメです、お酒はわたしは…。

「後で、お邪魔するかもしれないわ。
 その時は、よろしくね。」

去っていくデュドネの背中に、怪しく微笑みを浮かべて、″わたし″が声をかける。
あぁ、勝手なことを…。

――――――――――――――――――――
@PL

続くのかどうかはわからない!w

タイトル誘惑
記事No12003
投稿日: 2017/12/09(Sat) 23:59:05
投稿者シオン

>「やぁ、ご両人」

>「こんにちは、デュドネさん。」

「デュドネ。難儀そうだな。」


街中ではフードを被っている剣士に苦笑しながら返す。

俺達の”呪い”の影響の中で、デュドネがある意味一番被害が大きい。


>「君たちは広場に行くのか?
> 私はワインを探していたのだが、どうやらないみたいでね。
> 諦めて香草亭に行こうかと思っていたところだよ」

>「そうですね、まずはこの荷物をどうにかしなければなりませんから。」


デュドネと会話するエリーに変わり、2杯分の豆茶の代金を支払う。


>「後で、お邪魔するかもしれないわ。
> その時は、よろしくね。」


「・・・そうだな。これだけ寒い日にはホットワインなんかもいいだろう」

一瞬で雰囲気の変わったエリシアにちらりと視線を移した後、デュドネに声をかける。



>「贈り物には良い日だな」

「何、この間の礼だよ。」



こんな機会でもなければ、贈り物を探すにも苦労しただろう・・・

こういう事は慣れないものだ。

・・・そういえば、最初にあったのはあの大宴会だったな。

あの時は確か、


「エリー・・・ただし飲むなら一杯だけ、な。」


-----
PL
酒乱エリーを止める図

タイトルお返しに。
記事No12004
投稿日: 2017/12/10(Sun) 01:19:14
投稿者エリシア < >

デュドネさんと会話をしている間に、シオンさんが会計を済ませてしまった。

「あ、ごめんなさい。
 頂き物までしたうえに、お会計まで。」

両手で豆茶の入ったカップを包む。
豆茶の温かさが、少しかじかんだ手をじんわりと温めてくれる。

デュドネさんとシオンさんが何やら話しているのを見ながら、温かい豆茶を一口飲む。
ミルクで苦さの柔らげられた豆茶が、香ばしさを伴ってふんわりと身体を暖めてくれる。

>「・・・そうだな。これだけ寒い日にはホットワインなんかもいいだろう」
>「エリー・・・ただし飲むなら一杯だけ、な。」

『あら、シオンったらあなたの性癖知っちゃってるわけ?』
性癖とか言わないでください。
そういえば、前にミノ亭で宴会が行われた時は、少し飲みすぎて頭がガンガンしていましたけれど。

「なに、だらしないこと言ってるのよ。
 たまには付き合いなさいって。」

″わたし″がまた勝手に言葉を紡ぐ。

「あ、いえ、そういうことではなくて。
 このお礼の品物まで頂いて、さらにはここの豆茶のお会計までしていただいたのでは、わたしが申し訳ありませんから…。」

″わたし″の失言を取りなすように、言葉を繋ぐ。

「もし、良かったら…広場にこのプレゼントを詰めに行ったら、一緒に行きませんか?
 もちろん、飲みすぎたりはしませんから。」

――――――――――――――――――――
@PL

さらにお誘い。

タイトル
記事No12006
投稿日: 2017/12/13(Wed) 09:26:09
投稿者シオン
>「あ、ごめんなさい。
> 頂き物までしたうえに、お会計まで。」

「何、気にするな。」

隣でミルク入り豆茶を飲むエリシアを見る。



俺の言葉に何やら一瞬だけ複雑そうな表情をして―――


>「なに、だらしないこと言ってるのよ。
> たまには付き合いなさいって。」

>「あ、いえ、そういうことではなくて。
> このお礼の品物まで頂いて、さらにはここの豆茶のお会計までしていただいたのでは、わたしが申し訳ありませんから…。」

すぐさま言葉を繋げるエリシア。
あの”呪い”の影響か。デュドネといい、難儀なものだとは思う。
しかし・・・素直に物事を言うようになった彼女は何故か以前よりもずっと肩の力が抜けたようにも見える。


>「もし、良かったら…広場にこのプレゼントを詰めに行ったら、一緒に行きませんか?
> もちろん、飲みすぎたりはしませんから。」

「ああ、そうしようか。
  
 ・・・まずは温まってから、だな」

エリシアに合わせるように豆茶を口に含む。
苦味と共に温かさが広がっていった

-----
PL
昼間からワインを飲みにいく大人達の図

タイトル心が踊る。
記事No12007
投稿日: 2017/12/14(Thu) 00:25:24
投稿者エリシア < >
“わたし”が声をかけると、シオンさんが一瞬怪訝な表情を見せる。

『あら、やっぱりシオンだとあたし達の区別がついちゃうのかしら?』
彼でなくても気付くでしょう。
わたしと“あなた”では、随分と違いますから。
『言ってくれるわね。』
くすっ、と笑い声が聞こえた気がする。

>「ああ、そうしようか。
> ・・・まずは温まってから、だな」

「そうですね。」

にっこりと微笑んで、もう一度豆茶を飲む。
湯気が頬に当たって少しくすぐったい。

―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―

まずは広場のもみの木に、買ったプレゼントたちを下げに行く。
高い所には手が届かない。
つい、困ってしまってシオンさんを見上げる。

「あの、これをあの辺りにつけて頂いてもいいですか?」

わたしよりも背の高い彼に、いくつかのプレゼントを示してそうお願いする。

全てのプレゼントを下げ終えて、ひとつ残った包みを見る。

「あ、これ、見てもいいですか?」

一応断りを入れて、包みをそっと開けてみる。
中に入っていたのは銀の櫛だった。
マーファさまの聖印に似た三日月の形をした、細かい細工の施された小ぶりな櫛。

「わぁっ、素敵です。
 こんないいものを頂いてしまって良いのでしょうか?」

思わず声が出て、シオンさんの顔を見る。

「これはさすがに、わたしにも少しお返しをさせて下さい。
 さぁ、先程お約束した通り、香草亭に行きましょうか。
 お礼にお礼を返すのもおかしいかもしれませんけれど、今度はわたしがご馳走します。」

彼の手を取って、微笑む。
香草亭までは少し距離がある。
その間、この手は離さない。

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@PL

ここまで置いてけぼりだった自分へのプレゼントをようやく見るw
仕方ないよね、荷物いっぱいだったし(言い訳

タイトル温もり
記事No12008
投稿日: 2017/12/16(Sat) 12:06:33
投稿者シオン
荷物を持ったまま、広場へと着く。
一つ一つの包みを袋の中から取り出しエリシアに渡すと、彼女はもみの木に下げていった。

しばし繰り返していると、下の方があらかたつけ終わったのか

>「あの、これをあの辺りにつけて頂いてもいいですか?」

エリシアが困ったように俺を見上げてきた。

「ああ。
 
 ・・・この辺りか?」

彼女の指示で、上の方へと幾つか包みを下げていく。
しかし、随分な量を用意したものだ・・・

この作業をしている間ずっと、彼女は慈愛に満ちた表情をしていた。

そんな姿を見ていると、やはりエリシアは大地母神に仕える者なのだと思う。
 
 
 
>「あ、これ、見てもいいですか?」

「勿論だ。気に入るかどうかはわからないが・・・」

俺がさっき渡した包みをエリシアが開けて櫛を取り出す。

>「わぁっ、素敵です。
> こんないいものを頂いてしまって良いのでしょうか?」

「受け取ってもらえないとむしろ困るな」

思わず苦笑する。
・・・どうやら多少は喜んでもらえたらしい。


>「これはさすがに、わたしにも少しお返しをさせて下さい。
> さぁ、先程お約束した通り、香草亭に行きましょうか。
> お礼にお礼を返すのもおかしいかもしれませんけれど、今度はわたしがご馳走します。」

言うが早いか、エリシアは俺の手を握りさっさと香草亭へと歩き出す。

「ちょっ・・・エリー。」

慌てて並んで歩きだす。
掌からは彼女の温もりが伝わってくるようだった

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PL
場所も変わるし、この辺りが落としどころかと。