投稿者: ラティーナ・ルベライト
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>「ラティ」
「は、はい!」
名前を呼ばれて思わず、声が裏返っちゃった。
>「そんなに慌てなくとも、声をかけられれば逃げはしない」
その言葉は私を安心させてくれる。
ハクさんは前回の奈落攻略の為に奔走してた時から私と話すときに私の髪を撫でてくれるようになっていた。
それにあの時から優しい顔することも増えた気がする。
>「散策中だ。買い物は、目に留まったので耐久力を上げられる品などを少しな。護り手が倒れれば戦線が崩れる」
ハクさんはいつでも冒険のことを考えてるなぁ。一緒に冒険する仲間のため、そんなハクさんがすごくかっこよく見える。
そう思っているとハクさんが長い布を取り出して私の首元に巻き付けてくれる。
一瞬何が起きたかわからなくなったけどわかった瞬間また体が熱くなった。
「えっと…ハクさんこれは?」
>「それと、最近は冷えるからな。外を歩く際には十分暖かくした方がいい」
「あ、ありがとうございます…」
首元に巻かれた布を両手で軽く握り、彼に向けて私なりの精一杯の笑顔を向けて答える。
その時がはっきりと彼の顔を見た。
彼の顔には薄っすらとではあるけど笑みが浮かんでいた。
ハクさんの了承も得て、二人で散策することになりました。
なんやかんやで二人で過ごすのも初めてだなぁと思いつつも、彼の横を歩いている。
ハクさん自身、口数が多い人じゃないし、たくさん話すということはあまり気にならない。
>「とはいえ、別段目的があったわけではないからな。ラティの方は、どこか行きたいところはないのか?」
歩き始めて少し間があったけど彼が口を開く。
「うーん…あ、そうでした!せっかく、こっちに戻ってきたので貯まったお金で両親に何かプレゼントでも贈ろうとしていたんですよ!」
少し考えて少し間があるけど本来の目的を思い出し、彼の手を握って行く予定だった店へと彼に案内を始める。
不思議とさっきまでの体の熱さと高揚した気持ちは収まっていて今はもうハクさんとのお買い物を楽しめるという気持ちが込み上げていた。
「それとこれから行くお店お店がここから少し離れた方にあるのでお話しながら行きましょう?」
と言ってもお店につくまで私が勝手に話すだけなんですけどね。私の生い立ちとか私の両親についてとかハクさんがいない時の冒険の話とかをね?
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(PLより)
遅筆で申し訳ない。
改めて自分のことを知ってもらおうとお店につくまでは自分の話をする感じですね〜
基本友達以上の関係なら自分のことは何でも応えるので何でも聞いちゃってくださいw
確かにただの布はセーフですねw>首に巻くものを贈る